2017年01月30日



佐賀で交通誘導中の警備員がひき逃げされ重傷

先週の木曜日に佐賀県で交通誘導をしていた男性を車で撥ね、重症を負わせてひき逃げするという事故が発生しています。歩道で誘導していたところ、縁石を乗り上げてきた車に撥ねられたという事です。

事故の発生時間は午後1時55分ごろ。歩行者誘導中に歩道に車が突っ込んできたら避ける事は不可能です。まさか、縁石を乗り上げて突っ込んでくるとは。

居眠り運転かなぁ。

被害に遭われた警備員さんが早く回復される事をお祈り致します。
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2017年01月21日



他人事ではない R&Bホテル博多駅前(福岡)の従業員監禁事件

福岡市のR&Bホテル博多駅前で宿泊客の男が女性従業員を部屋に監禁する事件が発生し、女性は顔が殴られて鼻の骨を折る怪我を負い、男は飛び降りて死亡するという結末に至った。

男は女性従業員を道連れに飛び降りようとしたとの報道もある。ほんと、最悪の事態に至らず無事で良かったが、想像を絶する恐怖だったのは間違いなく、PTSDにならなければよいのですが。専門医による精神面でのケアは既に行われているものと思われます。一刻も早い立ち直りをお祈り致します。

R&Bホテルは全国に19施設を展開しているホテルでグループ系列も入れると40か所ぐらいのようです。今回の事件現場となったホテルはビジネスホテルタイプのようです。

私が勤務している複合施設内にもほぼ同じ規模のホテルがあります。当然の事ですが、今回のような事件は想定していますから対策は万全を期しています。

過去には大事には至ってはいないものの際どい場面もあり、ホテルのスタッフを救出するという出来事もありました。先にスタッフを逃して相手を待ち受けたけど、追いかけては来ずホッとしたというのが本音。

とにかく、最悪でも我が身を楯にしてスタッフを逃がす時間だけは稼ぐように心掛けている。

ビジネスホテルでは大半が単身の宿泊客で、中には気になるタイプの人物もいる。防犯カメラでフロントでのトラブルを察知したら電話で状況確認をするのですが、その際は「隠語」を使ってのやり取りになる。

トラブル発生が確認されるとホテルに出動し推移を見守るわけ3だが、多くの場合でトラブルの矛先が警備員である私に向かってくる事になる。物を投げつけられたり暴言を吐かれたりするのですが、無表情で相手を見ていると次第におとなしくなってくる。

愛想笑いをしたり睨みつけるような態度を取ると相手の怒りが増幅する可能性があるので、感情を出さずに無表情・無口で、ただ相手に視線を向けているわけですが、相手からすると気味が悪い警備員という印象が強いのでしょう。相手と対峙している間は常に臨戦態勢は取っているし。最初は私を睨みつけたりするのだけど次第に目を逸らし捨て台詞を履いて立ち去るというパターンが大半だ。

今までに何度もそういう場面に直面していて、ほんと、施設警備員というものは危険な仕事だなといつも思う。どんなに大きなトラブルであっても平静を装わなければならいが、ういう事案が収束した後、「ふーっ 今回も何とか無事に防災センターに戻れた。」というのが本音なんですよね。
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2017年01月19日



警備員視点からは犯行の成功確率はゼロ%      「セガ東京ドームシティ窃盗事件」

セガ東京ドームシティで元従業員の男が、無人の店内から1500万円を盗んだ事件ですが、警備員に店の従業員だと偽って鍵を受け取り侵入した事が判明。金庫の鍵の保管場所や暗証番号などを把握していたらしい。

警備業界では、このような人の出入をチェックする業務の事を「出入管理業務」と呼んでいて、非常に慎重にそして厳密に行うのが通常です。施設警備の業務の中では初歩的な業務内容(奥は深いが・・・)で、マニュアル通りにやれば、よほどの事が無い限りセキュリティ上での大きなミスは発生しない。

「よほどの事」というのは、会場依頼してきた本人が、昨日までその店舗で働いていて、且つ、真贋の見分けがつかないような身分証を提示、そして店舗の緊急連先(通常、3ヶ所はある。)の誰とも連絡がつかない。更に更にだ、その本人が時間外に鍵の貸し出しを求めた理由が緊急を要する場合、更に更に更に、警備員が他の緊急度が高い案件を速やかに対応しなければならない状況。

これを「よほどの事」という。
まあ、なかなか起こらないシチュエーション。

仮にそういう状況が奇跡的に起こったとしても、今回のような結果を招く事はあり得ない。もう一段上のセキュリティガード態勢が存在するからだ。

事件の詳細は不明ですが、警備員視点からこの窃盗事件を見ると、その成立は100%不可能という事になる。奇跡が3〜4回連続で起きれば、成立の可能性は1%は出てくるかもしれないが。。。

そうは言っても、昨年に同様の事件が2件も発生している。
実は昨年に限った事でもないわけだが・・・

しかも、いずれの場所(機会?ボカシで勘弁してほしい)でも、これらが議論の俎上に上る事さえもない。というか、そういう事件が起きた事をほとんどの警備関係者が知らない。

本来、現任教育ではこういう事件を題材にし、ディスカッション方式で活発な議論を行うべきなのだが・・・
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2017年01月15日



万引き犯罪の現況と窃盗癖(クレプトマニア)について 専門病院もある

前記事に書いたように万引き事件が後を絶たない。万引き犯罪の現況に関する幾つかのデータを取り上げましょう。

万引きの認知・検挙状況の推移
出典:警察庁

ほぼ、一定の万引き犯罪が起こっている事がお分かりいただけると思います。万引き犯の大多数が「万引きに対して犯罪意識に乏しい。」傾向があります。

下のデータですが、うまく画像の貼り付けができなかった。アナログ人間なのでご容赦ください。クリックしていただけると画像がご覧いただけます。


確保した万引き犯の職業別構成比

確保した万引き犯の性別構成比 2011年

万引き実態調査のグラフ

以下のデータは、出典:警察庁 ◎調査期間 平成23年2月1日〜4月30日までの3ヶ月間において 検挙した被疑者に任意で実施 。

・犯行動機等 ・店員(警備員)に捕まった時の心情 ・生活実態・警察に検挙されたことについてどう思うか ・他

窃盗癖(クレプトマニア)専門外来病院の存在は知りませんでした。こういう病院があるのですね。

こちらの病院サイトでは、クレプトマニアの診断チェックなども容易されていますから、気になる方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

窃盗癖(クレプトマニア)専門外来「大石クリニック」

大石病院の窃盗癖(クレプトマニア)チェック
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警備員が万引き犯を取り押さえる 万引き犯罪について考えてみたい

万引き犯罪が後を絶たない。昨日、北海道で道建設部土木局職員の男(49)が万引きの現行犯で警備員に取り押さえられる事案が発生しています。

女性のタレントやモデルらの写真集4冊(販売価格計8712円)をジャンパーの中で脇に挟み書店で盗んだとされている。

万引き事件の中には生活に困窮してという印象を持つ事件がある一方で、何故こういう境遇の人がそういう犯罪に手を染めるのか不思議に感じるケースも少なくない。とても生活に困窮しているとは思えないケースだ。

今回の窃盗犯もそういう印象が強い。公務員で先月にボーナスが出たばかりですから。もし、万引きで逮捕されれば失職する事は分かっている筈で失う物が多過ぎる。

しかも、盗んだ品物が生活と直結しておらず嗜好品ともなれば尚更だ。

皆さんはクレプトマニア(窃盗癖)という病気をご存知だろうか?

もしかすると万引き犯の中にはそういう病気の人が意外と多く含まれているのかもしれない。

もし、あなた、若しくは家族の中に、万引きの衝動が抑えられなかったり常習性の傾向があるような人がいるとしたらクレプトマニア(窃盗クレプトマニア(窃盗壁))の可能性も考えられる。

次の記事では、万引き事件の幾つかのデータと、クレプトマニア(窃盗壁)の治療を行っている病院の紹介をしたい。

私は、警備員は犯罪を未然に防ぐのが第一の仕事だと考えています。クライアントの意向を受けて犯罪者を捕らえるべき立場ではあるけど、軽微な犯罪(警備という言葉に抵抗を感じる人も多いかもしれないが)を犯した人やその家族の行く末をを考えると胸が痛む部分もある。

もし、盗癖の傾向が見受けられるご家族や当人には、次の記事を是非見ていただきたい。
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