2011年01月02日

辞表を片手に警備員としての誇りを貫く (前編)


年末に仕事の事でクライアントに「おまえは何考えてんだ!!」と怒鳴り散らされました。私の会社とクライアントの間で交わされた施錠に関する取り決めをアレンジして守った挙句の叱責でした。

その取り決めは完全に我社の手落ちでしたので、それを解消すべく独断で問題を解消したつもりでした。その取り決めとは「施錠」に関する事で、セキュリティという観点からは正しい内容でしたが、大きな見落としがあったのです。

私達、現場の人間に相談もなく取り決めた事で、当初から「これは大問題になるな・・・」と思っていましたので、トラブルを避ける為に独断でアレンジしたのです。こういうアレンジを加えれば少なくとも大問題にはならだろうし、もし、クレームが来れば、こういう風に対処しようと考えていたのです。

しかし、クライアントのNO2の役員から上記の様に強い叱責を受けてしまいました。施設のセキュリティを預かる立場としての説明をしようとしたのですが聞く耳を持たない状態で怒り心頭という感じで、やむを得ず、その場は命令に従いました。

帰宅して何度も自分に問い掛けました。「私の判断は間違っていたのだろうか?」「その役員の命令に一時的とはいえ従った私は警備員として正しかったのだろうか?」

何時間も考えた挙句、「私は警備員として誇りを捨てる行為をしてしまった」と悔悟の念に苛まれ、ある決意をしました。

今日、現場に着任後に、その役員に対して「今朝、あなたに命令された内容には従いません。私はこの施設の警備員としてあなたの命令内容は正しいとは思えませんので、私の考え方を貫かせていただきます。施錠に関してはあなたが何と言われようと私の指示に従っていただきます。」

「これはあくまでも一警備員としての私の考えですので、取引の解消という事までお考えになるようでしたら私は会社に辞表を出して本日付けで辞めます。」

勤務前に辞表を書いて会社に事情を説明しました。「感情的なやり取りはしません。でも、これは警備員として絶対に譲れない事です。契約解消という事態になれば一警備員がしでかした事という事で収拾して欲しい。あと、後任の選定を至急行ってください。」

会社側は了解はしてくれたのですが、サポートしに来るという姿勢は全くなし。この施設までは20分もあれば来れるのにです。まあ、当初から来る筈が無いと思っていたし、来て欲しいとも思っていませんでしたので。下手に口をはさまれると余計に話がこじれる事は目に見えていたので。

そして、夜、勤務地に着任して、件の役員に電話をしました。「お話させて戴きたい事があります。ご都合のよろしい時間に伺います。」
「今からでもいいですよ。」との返答で、相手のオフィスに乗り込む事になりました。

(後編に続く)











posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 警備員全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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