2011年01月02日

警備会社の経営者は警備員を大切にすべき


警備会社の経営者といっても様々だとは思いますが、概して警備員を粗末に扱う経営者が多い。理想の警備会社の経営者とは、警備業務に関しては厳しいが根底に警備員に対する感謝や愛情がある人だと思うのです。

より高い次元の警備員に育つように厳しく接しながらも、根っ子の部分で警備員に愛情を持っている。なんとかして「警備員の生活の安定」「もっと高い給料を払いたい」「現場で苦労している警備員のサポートをしたい」など、もっと警備員に対して愛情を注ぐべきです。

警備業という仕事は、経営者にどれだけ高い才能があろうとも、多くの警備員がいなければ業務が成立しないし、会社の運営は出来ないのです。

ユーザーの理不尽な要求や人間としての尊厳を踏みにじる行為に対して、「我社の警備員に対して、そういう態度を取られるなら我社は御社と取引出来ません!」というぐらいの気概や警備員に対する愛情が欲しいですね。

ユーザーには平身低頭、自社の警備員にはガミガミ言うタイプの警備会社の経営者が如何に多い事か。

警備会社の経営者や指導教育担当の責任者がよく口にする「警備員を教育する」というフレーズ。私は単に「上から目線」としか思えず、好きではありません。

【まず、隗より始めよ】という格言があります。

この故事で分かりやすいサイトがありますので引用させていただきます。管理人さんには承認を得ていませんがご勘弁を。

 時は戦国、西の強国秦を合縦の計で押さえ込んだ蘇秦も今は亡く、激動の時代がやってきた。連合6ヶ国は秦を倒す為に牙を剥き、秦はこれを撃ち破る。このような状況のもと、連合国の中でただ一国、出兵を見合わせ、戦力を温存していた国があった。南の大国斉である。斉は秦との戦いで疲弊した燕の国に攻め込み、多くの土地を得た。燕はこの斉のおかげで急速に国家が傾き、かつての力を失ってしまった。そして時代は燕の昭王の時代を迎える。

 ある日、昭王は大臣の郭隗を呼んで、広く天下の人材を集めるためにはどうすれば良いのか訪ねた。

 郭隗は答えて言う。「昔、莫大な金を小役人に持たせて、日に千里も走る名馬を探させた君主がいました。ところがその小役人は死んだ馬の骨を500金も出して買ってきたのです。」

 「おいおい、それでは何にもならないではないか。いったい何が言いたいのだ?」

 「しばらく、お聞きください。その小役人も同様のことを聞かれたのでしょう。怒った君主に対して、こう言ったそうです。〜私は死んだ馬さえも高い金を出して買ってきました。世間ではきっとこれが評判になってることでしょう。死んだ馬さえ買ってくれる私に対して、生きている馬ならばもっと儲かるのでは?と考える人は多いでしょうね。と。」

 「なるほど、で、どうなった?名馬は手に入ったのか?」

 「ええ、1年ほどしてその小役人のもとには、千里も走る名馬が3頭も来たと言うのです。今、王が人材を招きたいと言うのならば、まずこの隗から手始めに厚くもてなすようにしてください。そうすれば隗より賢い人は、自然に王の前に姿をあらわすことでしょう。」

 「あい、わかった。ならば余は隗の為に豪華な邸を与えよう。そして、今日より余は、隗殿に師事しようではないか。」

 結果、昭王は程なくして魏から名将楽毅、斉からは陰陽家の祖、鄒衍、趙からは大政治家の劇辛など、天下の名士を手に入れ、秦・楚・晋の諸国と共に斉を撃ち破り、積年の恨みを晴らしたと言う。

「故事成語&諺集よりペースト」

警備員の質が経営者や指導教育の責任者にとって満足いくものでないならば、まず、「自分達の見識や指導方法が間違っていないのか?」と自問自答すべきです。警備員の質が悪い、思うようにレベルが向上しないと思っている警備会社は往々にして経営者や教育責任者に問題があります。

警備員の資質が向上しないのは、自分達の能力不足やレベルアップの手段に誤りがあるからです。そこが全く分かっていない。現場を理解していない教育担当責任者も多過ぎる。

キツイ言い方をして恐縮ですが、机に座って業務をしているだけの教育責任者に「警備員教育」を口にする資格は無いと私は思っています。単に、自分を一段高い位置に置いて物事を見ているとしか思えませんから。勘違いも甚だしい。

経営者は現場で一生懸命頑張っている警備員に対しては厚遇するという事を考えないと、能力の高い警備員ほど、ドンドン辞めていきます。

「まず、隗より始めよ」です。

自社の「優秀で一生懸命に働く警備員」を厚くもてなせば、他社の優秀な警備員も自然と集まってきます。優秀な警備員の数が増えると必然的に全体もレベルアップするのです。

警備会社の経営者にはそういう視点が大きく欠落しているように見えるのですが。。。





posted by 管理人 | Comment(2) | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サイトを拝見させていただきました。
参考にさせて頂きます。
何卒よろしくお願いします。
Posted by 木山順子 at 2011年01月04日 14:01
はじめまして 木山さん

私も木山さんのサイトを拝見させていただきました。

今後ともよろしくお願い致します。
Posted by 管理人 at 2011年01月04日 22:51
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