PAGE TOP

2017年05月06日

交通誘導警備員の資質向上の為に欠かせない事 (序章)

以前にも交通誘導警備員の資質の向上を行うのは実に簡単だという主旨の記事を書いた事があります。各警備会社の社長や指導教育責任者などが交流する場で必ず出てくる話題が「警備員の資質の向上」に関する事です。

しかし、その内容は前向きなものではなく限りなく愚痴に近い。彼らの目から見て呆れ果てた自社警備員の実例紹介コーナーのような内容で、「あー それ、あるある!」「ウチにも同じような警備員がいるよ!」みたいな。

結局、愚痴を語り合って溜飲を下げる結果で終わる事が多い。気持ちは分かるが、自社警備員の資質が向上しないのは、他ならぬ社長や指導教育責任者に起因しているのだ。

警備業界の幹部達は残念ながら頭が固い人が多し、警備員も同様だ。言い方を変えると柔軟性に欠けているという事。

その一因を作っているのが警備業法と言っても過言ではない。

警備会社の社長の頭の中の大半を占めているのは受注単価とポスト数(警備員の稼動数)であり、警備員教育は対警察用としての意識が中心で、より良い質の提供や社会的存在意義に照らし合わせて理想の警備員像を描くという視点は皆無だ。

要するに「儲ける事」と「教育懈怠などで警察から摘発を受けない事」に終始しており、警備員はどうあるべきなのかという尊厳のようなものは存在していないケースが大半のように感じる。

指導教育責任者は社内での独立性を謳われながらも現実的にはそういう立場にはない。社長に具申するとわが身が不利益を蒙るのだから、これは致し方ない部分がある。本格的に資質の向上を目指せばそれなりにコストが掛かるので、コストを掛けてでも資質の向上を目指したいと考える社長でない限り具申は立場を危うくする。

警備員教育は内容よりも警備業法で定められた教育時間を満たす事に重きが置かれ、いや、それが全てと言ってもいいかもしれない。

そういうスタンスでありながら警備員の資質の向上を目指すと語る事は実に整合性がないと言わざるを得ない。

これらの現実が警備員の資質の向上を阻害している原因ではないだろうか?

教育コストは多いに越した事はないが、僅かなコストアップで大きな成果を生み出す事も可能だ。なぜなら、その僅かなコストアップさえ厭う会社が大半だし、その手段を理解している会社が大半だから、ちょっとした工夫で他社との比較という面で大きくアドバンテージを取る事が可能なのだ。

次回はその具体的方策について検証したい。もっとも、そう大仰な内容ではなく、極めて当たり前でシンプルな方法なので肩透かしを食ったと思われるかもしれないが・・・

スポンサードリンク







posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

(br)(br)