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2017年06月08日

片側交互通行の交通誘導警備員を業務上過失致死傷で書類送検

昨年12月に福岡県北九州市八幡東区内の県道で発生したバイク同士の衝突死傷事故について、事故現場となった工事区間で交通誘導を行なっていた警備員2人と現場責任者1人を福岡県警が業務上過失致死傷容疑で書類送検しました。

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この事故は2016年12月9日の午後2時10分頃に発生。北九州市八幡東区河内付近の県道を走行していた2台のバイクが正面衝突して双方共に転倒し、39歳の男性が胸部強打で死亡、もう一方のバイクを運転していた53歳の男性が重傷を負ったもの。

事故現場となった道路は片側1車線の緩やかなカーブが連続する区間。事故当時は道路工事中で、交通誘導警備員2名が片側交互通行を行っていた。

工事区間の距離などは不明だが警備員同士の合図のやり取りはトランシーバーによって行われており、事故を起こした2台のバイクに対して、警備員同士が停止や信仰の合図を行っていなかっ模様。このあたりの事は不明です。どうもトランシーバーでのやリ取りも無かったような論調です。詳細が不明なので憶測ではありますけど。

このような事から、同現場で誘導を行なっていた交通誘導警備員の過失で交通事故が発生したと判断され、書類送検に至っとされています。

何故このような事故が起こったのか?

あくまでも可能性としてですが、以下原因が考えられる。

@ 工事現場に向かって近づいてきた2台のバイクが、現場に対してほぼ等距離に位置しており、どちらを停止・進行させるか判断に迷いが生じた。結果、双方の警備員が合図をタイミングを失してしまった。

A バイク同士だから離合できると判断して合図を行わなかった。すなわち、ノーアクションで大丈夫だと判断した。


なにぶんにも詳細が報道されていないので推測するしかないのですが、上記に取り上げた事故原因の可能性が高いと推察されます。

@が原因であると仮定するならば、「合図に迷った時は、両方を停止させる。」という片側交互通行の大原則を怠った事になる。

Aが原因であると仮定するならば、「リスクの想定が甘かった。」という他ない。「大丈夫だろう。」という安易な判断に基づいて誘導してしまった可能性がある。

いずれにしても、近年は警備員の過失、すなわち警備員の業務上過失に対する司法判断が厳しくなったという事だ。各警備会社は、この事を念頭に置いて指導教育を行う必要がある。

交通誘導警備における警備員のリスクは確実に高まっている。これも時代の流れという事だろう。

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posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 交通誘導・雑踏警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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