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2017年06月20日

京都府警向日町署の『銀行強盗の防犯訓練』が実に素晴らしい

日本各地で定期的に銀行強盗を想定した防犯訓練が行われ、夕方のニュースで報じられる事が多い。犯人役の警察官がリアリティに満ちた演技で刃物などを使った強盗に扮し、銀行員が警察に通報したりカラーボールを投げるなどの対処を行う。こういう訓練風景をよく目にします。

以前、犯人役の警察官の演技があまりにも迫真に満ちたものだった事から、銀行外に出たところで本当の銀行強盗犯と勘違いした一般人が犯人役の警察官を車で撥ねて逃走を阻止。警察官が大怪我をするという事案なども発生しています。

大怪我をされた警察官の方にはとてもお気の毒な結果になりましたが、このようにリアリズムを追求し身体を張った訓練が大いに役立っている事は言うまでもありません。

全国的に行われている金融機関での防犯訓練は、だいたい上述のような内容で行われていますが、今回、京都府警向日町署が「みずほ銀行長岡天神支店」で行った今回の訓練は、従来の防犯訓練とは趣の異なる内容だった。

それは・・・

「静かな銀行強盗」

一般的な訓練風景で見られる、刃物を振り回して「金出せーーっ!」的なシチュエーションではなく、以下のようなものだった。

犯人役の署員が窓口で、かばんの中のナイフを示しながら
小声で「銀行強盗です」と100万円を要求する。



実際にこの手の「静かな銀行強盗」事件は、海外でも日本国内でも少ないながら発生しています。銀行強盗である事を小声で伝えたり予め紙に書いてそれを見せる事から周囲には銀行強盗が発生している事に気付かれないという知能犯による計画的な犯行です。

通常の銀行強盗であれば金融機関の職員も対処を熟知しているでしょうが、「静かな銀行強盗」となると対処出来ない人が少なくないのではないでしょうかね。

今回、京都府警向日町署が行った防犯訓練は非常に意義深い内容であり最高のシチュエーションとも言える。この企画を担当された方に敬意を表したいですね。
posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 施設警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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