2011年06月12日



交通誘導のトラブルショット (1)

◎ 他の隊員が来ない・・・

交通誘導では思いもしないトラブルが発生しますが、会社ぐるみ若しくは個々人の交通誘導警備員にその対策が取られているだろうかと考えると否と言わざるを得ません。

情けない話ですが最も大きなトラブルは「業者の発注人数よりも足りない警備員数」ではないかと思います。かなり以前に交差点の片側交互通行を1人でこなした経験が何度かあると書いた事があります。田舎道の交差点ではなく都会の交差点です。

正確には記憶していませんが、業者が発注したのは3人。本来は4人は欲しい現場です。現場の監督はカンカンになって我社に電話をしていますが、どうも欠員が出た模様で人員の手配がついていないようです。私には何故こういう事になっているのかが分かっていました。受注漏れで人数が揃わないわけです。

管制が受注ミスをしたな。。。多分、業者への言い訳は「急病人が出て代わりの隊員を手配中です。」というところか。

現場では工事を中止にするかどうか協議した結果、作業員を警備員の補助にするから一緒に誘導してくれないかという事になりました。彼らの協議中に信号のチェックや車の流れ具合を観察していました私はこう言いました。

「誘導をした事がない人と一緒に誘導するよりも1人でやった方が安全です。私が1人でやりましょう。ただし、工事車両などには絶対に私の指示に従っていただくように徹底してください。あと、規制方法はこちらの指示に従う事。それと絶対に残業にならないようにしてください。暗くなると1人でやるのは不可能ですから。」

「えっ 1人で出来るの?」
「工事を中止出来ないのなら、やるしかないでしょ。」





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2011年05月19日



施設警備における施錠確認 (補足)

先日、3回に亘って書いた施設警備における施錠確認ですが、表現が適切ではなかったかもしれないという部分がありましたので補足させていただきます。

扉を引っ張る時に弱、中、強と3段階の力加減で引っ張るという様な感じで書いたのですが、これはギアを入れ替えるように力加減を劇的に変えるという意味ではありませんし、「強」といってもすごく強い力でという事でもありません。

まず、この3段階ですが両扉を左右の手で掴んで最初はソフトに引き、そのままの状態で次に少し強めに引き、最後にもう少し強い力で継続的に引っ張るという感じでしょうか。

扉が無施錠であれば、第二段階の力加減で扉が開くケースが大半です。第二段階の力ならば扉は優しく開きますから、そこで動きを止める。そうすると扉は開いたけどマグネットセンサーは反応しません。少なくとも私が勤務する施設の扉は発報していません。

初めてこの方法を見つけた時は感動しました。扉が少し開いているのに何故?みたいな。もちろんマグネットセンサーの仕組みはわかっているけど、この程度の開き具合だと発報しないんだぁと。

まあ、そういう事で、ソフトなタッチで優しく引き付けるという感じの引き方なんだという事を細くしておきます。





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2011年05月17日



施設警備における扉の施錠確認 (終)

オフィスや店舗には各種センサーが設置されていて侵入者があった際にはアラームが鳴り警備室はもとより機械警備業者の指令センターで発報確認が出来るようになっています。

センサーの設定状況は様々ですが、マグネットセンサー、ガラスセンサー、パッシブセンサーなどが一般的で三段構えのところが多いのではないでしょうか。もちろん、他にも重量の負荷で反応する等の各種のセンサーがありますが。。。

私達、施設警備員の施錠確認ではマグネットセンサーの存在が関わってきます。マグネット(磁石)が一定の間隔で開くと「侵入者あり」と判断され発報します。

故に、施錠確認で扉を引っ張る場合は左右の扉を等間隔で引っ張らなければなりません。左右の扉を同じ力で、同じ間隔で引っ張る事がポイントなのです。

こういう方法で引っ張ると、仮に無施錠の状態で少し扉が開いても発報しません。これは実証済み。

もう1つ。

扉を引っ張る際には三段階に分けて引っ張る。最初は弱く、次は中ぐらいの力で、最後は少し強めに引っ張る。こうすれば強く引き過ぎての発報もないし、無施錠を見逃す事も無い。

こういう事は日々の警備業務の中で自分で学び取り感じ取るべき事なのです。彼らは何も考えずに工夫もせずに、ただ漫然と仕事をするから進歩がないのです。

誰かに教えてもらうのではなく、自分で学び取る姿勢がなければ他の業務でも同様のミスを犯すのは目に見えていますから、この方法は絶対に教えないつもりでしたが、事、ここに至ってはやむを得ずという感じです。

別に技術と呼べるほどの大した事ではないのです。多分、多くの施設警備員が普通にやっている事だと思いますが、我社ではこの程度の事さえ出来ていないのが実情です。

ただ漫然と業務を行うのではなく、考えながら、工夫をしながら業務を行うべき。それが警備員として欠かせない極めて重要な在り方なのです。








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施設警備における扉の施錠確認 (2)

今まで何度も私の前に巡回した警備員が無施錠を見逃しているのに、「何故、私が指導をしなかったのか?」と疑問を持たれた方が多いと思います。それには理由があるのです。

我社の警備員全てに言える事なのですが以下のような状態で仕事をしているのです。

@ 物事をよく考えず、工夫をせずに警備業務を行っている。

A 分からない事や苦手な事を自分で調べて学ぼうという姿勢がない。

B 常に受身で向上心が無い。

C 定められた仕事以外は一切しないし残業もしない。

私が現場責任者に任命されて4ヶ月。彼らの警備に関する知識や技術の検証を行い出来ていない部分について説明を繰り返してきました。もちろん、施錠確認についても説明してきたのですがこの作業については十分過ぎるほどの研修を受けていたし回数をこなす事で完璧に出来るようになると思っていたのです。

それと、一番の理由は自分で学ぶという意識を芽生えさせる為に「敢えて失敗をさせる。」という道を選択したからです。常に私から指摘をされたり指導されるのを待っているだけなので。「この業務がよくわからない。」「やり方がわからない。」という問いかけを受けた事が一度もないですから。

彼らが、うまく施錠確認が出来ていない事は分かっていましたが、やり方はみっちり教えられていたので「時間と経験回数が解決する。」とタカを括っていた私にも責任がありますけどね。

とにかく、受身の姿勢、努力をしないという習性を変えたいという思いが強いんです。

ギリギリまで私からは教えずにヒントだけ投げ掛けるという姿勢を貫いてきましたが、ここまでヒドイ状況だと扉の施錠確認だけは詳細に指導するしかないという事になったのです。





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施設警備における扉の施錠確認 (1)

施設警備では扉がキチンと締められているかどうかを確認する作業があります。会社や店舗の最終退出者が扉の施錠を行うのですが、うっかりして閉め忘れるケースがあるからです。

私が勤務する施設では両開きの扉が多くて、割と頻繁に扉の閉め忘れ事案が発生します。その為に扉の施錠確認を行うのですが全ての室内には各種のセンサーが設置されているものですから、他の警備員はどうも施錠確認がうまく出来ていないようなのです。

強く引き過ぎるとマグネットセンサーが作動して発報してしまいますから、どうしても引きが足りなくなってしまう。一方で、弱い力で引っ張ると無施錠の状態を見逃してしまう事になります。

先日、うちの警備員が施錠確認を行った際に強く引き過ぎて室内センサーを発報させるという不祥事を起こしてしまいました。しかも、翌日には今度は引きが弱過ぎて無施錠を察知できず、強風で扉が煽られ発報するという情けない結果に。。。

クライアントに平謝りしました。どうも、全員がうまく引けていないようで、私の1回目の巡回で無施錠という事が度々あります。無施錠の会社の退社時間を調べると私の前に巡回している警備員の巡回の段階で既に無施錠になっているわけですが全く気付いていないのです。

強く引っ張り過ぎて発報、引張りが弱くて発報・・・

なんと情けない事か。。。

扉の引っ張り方については我社の指導員と入社当時の現場責任者から実地講習を受けていますので大丈夫だと思っていたのです。私の場合は時間の都合で1度だけ実地訓練を受けただけ。彼らは何度も実地訓練を受けていたので、よもや、こういう事が起こるとは想像していなかったのです。





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