2017年05月14日



交通誘導警備員の資質向上の為に欠かせない事 《型と基本動作》

工事現場を見掛けると交通誘導警備員さんの所作をしばらく観察するのが常ですが、それぞれの警備員さんの誘導における型と基本動作が異なっていまるケースが大半です。

そして、そのほとんどが合格点には達していない。

型と基本動作が素晴らしいという警備員さんは滅多にいないのが実情です。

これは一体どういう事なのか?

結論から先に言うと、警備会社が行う新人教育の際に型と基本動作が疎かにされているか、もしくは「理想的な型や基本動作」を探求しその手法を確立するに至っていない事が原因と考えられます。交通誘導警備において型と基本動作は根幹を成すものですが、それさえも出来ていない現状です。

それは何故なのか?
答えは簡単です。

スポンサーリンク



警備員教育は質よりも時間が最優先されているからです。

警備業法では、基本的(資格保持者や経験者は時間短縮・免除あり)に警備員の新任教育は基本教育15H業務別教育15Hの計30H、現任教育は基本教育3H業務別教育5Hの計8H行わなければならないと定められています。

正確に言えば、それぞれの教育時間は●●時間以上と定められているのですが、警備会社の捉え方というか、解釈は、●●時間の教育を行えば良いという考え方が一般的です。教育内容は、大きく分けて5項目あり、4日間に分けて行われています。

その中で型と基本動作に費やされている時間は如何ほどでしょうか?

それ以前に、各警備会社において「理想的な型と基本動作」が確立され、マニュアル化されている会社が如何ほどあるのでしょうか?

理想的な「型と基本動作」が確立されなけば、警備会社の幹部たちが語る、「見せる警備」「魅せる警備」などというものは単なる言葉遊びであり自己満足に過ぎないと私は思うのですけどね。


スポンサードリンク









posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 交通誘導警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日



交通誘導警備員の資質向上の為に欠かせない事 《見た目の印象》

交通誘導警備員さんを見ていつも思うのは色あせた制服を着ている人が多いし白手袋を着けている人となると皆無だという事。制服の買い替えはそれなりにコストが掛かりますから致し方ない部分もあるけど、「こんなに傷んだ制服を警備員に着させるの?」と言いたくなるほどボロボロの制服を着ている人も割とよく見かけます。

警備員は身なりというか、見た目の印象でイメージが大きく変わります。清潔感があってキチンとした身なりの警備員は「仕事が上手そう。」「頼り甲斐がありそう。」「この警備員さんの指示なら従っても大丈夫そう。」となりがちで、逆に身なりに難点があると上述の印象とは正反対になりがちです。

制服から生じるイメージに関しては、会社ばかりに問題があるとも言えず、管理する警備員さん自身にも問題があるケースが少なくないようにも思える。各社が1人当たり何着の制服を与えているのかは不明だが、少なくとも2着は与えているのではないだろうか。

2日間着用したら洗濯するというペースで回していけば、多少くたびれた制服でも清潔感は維持できます。靴の手入れも重要な要素です。

警備会社は出来るだけキレイな制服を与え、警備員はこまめに洗濯をして身だしなみを整えるように努力すれば一般人の評価は高まるのではないでしょうか。

交通誘導警備員のイメージアップに繋がり、コストパフォーマンスが高いのが白手袋です。素手や軍手ではダメ!

ナイロン製の白手袋が1つ380円くらいで売られています。警備会社ならもっと安く購入出来ると思います。この白手袋を着けるだけで、かなり印象が異なってきます。

特に、歩行者誘導などをする際に真っ白な手袋で進行方向を指し示して誘導すると、合図そのものがとてもキレイに見えるもの。ナイロン製の白手袋はお風呂で軽く手洗いすると簡単に汚れが落ちるし、乾きが速く3時間程度で完璧に乾きます。現場では替えが1セット必要ですから3セットあればベスト。

まあ、いろんなご意見があろうとは思います。現場によっては洗っても取れないような汚れが付着するところもあるでしょうしね。ただ、総体的に捉えるとコスパは高いのではないかと思うのですけどね。

警備員に対する低評価の大きな部分を占めているのが身なりの問題です。これに対してどのように取り組むべきか深く突っ込んで吟味すると大きな効果を発揮するのではないでしょうか。

スポンサードリンク








posted by 管理人 | Comment(2) | ■ 交通誘導警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日



「警備戦団ガードマン」 エンジョイしてますね〜

茨城県のご当地ヒーロー「警備戦団ガードマン」が話題になっています。モトクロスのレーシングスーツに手を加えた自作の衣装を着て誘導灯を華麗に振ってイベント等に出演されているらしい。

その素顔は、交通誘導警備員の森田さん。

記事の中の決めポーズの写真がとてもカッコいい!

彼曰く、「警備員はやりがいがあり、ガードマンは自分の全て」

いや〜 エンジョイしてますねぇ。

警備員と言う立場を自虐的に捉える人も少なくありませんが、彼みたいな人もいる。実に素晴らしいじゃないですか。

興味を抱かれた方は下に彼の記事を貼り付けておきますのでご覧ください。

「警備戦団ガードマン」の記事を見る
posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 交通誘導警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月05日



箱根駅伝警備 前代未聞の大失態! 誘導警備の常識ではあり得ない事。

3日に行われた箱根駅伝復路の最終10区、日比谷交差点で神奈川大学の中神恒也選手がワゴン車と接触しそうになるというトラブルが発生した。

中神選手が接触寸前にスピードを緩めた事でなんとか最悪の事態は避ける事が出来たが、もし体力を消耗している状態だったら、タイミング的には大参事になっていただろう。

「あ、あ、あーーっ! 危ないっ!! 危ないなぁー!」

近くで観戦していた男性の声が動画の中から聞き取れた。
それほどまでに危機一髪の状況だった。

選手の立場からすると、まさか車が止まらないとは思いませんからね。ただもうひたすら必死に走っているわけだし頭の中ではペース配分など様々な計算をしているのですから。

あの状況で、よく車を避ける事が出来たものだと驚いた。

警視庁は連携強化や配置する警察官の増員を検討しているというが、この事案の本質がほとんど見えていないとしか思えない。

確かに規制方法や連携に問題があったのは言うまでもないが、最大の問題点は危険予知が全く出来ていなかった事ではないのか?

警備の態様(誘導だけでなく施設・機械・ボディガード等々)にかかわらず警備全般に言える事ですが、リスクを排除するためにベースとなる警備計画書を策定した上で危険予知を行う。「このベースとなる警備計画に盲点はないか?」「もし、こういう事態が発生したらどのように対処するか?」等。

今回のケースでは、「もし、通信手段にトラブルが生じて情報の連携に支障が生じた場合はどうするのか?」という対策は基本中の基本という事になる。

現場となった交差点の警察官と警備員の動きを見る限り、そのような対策が取られていたとはとても思えない。そもそも交差点に居た警察官と警備員は、その瞬間に泡を食ったような状態で全く反応出来ていない。

もう1つ、2人とも体の向きが反対だ。選手が向かってくる方向に身体が向いていなければならないのに2人とも道路側を向いている。せめて斜めに立哨すべきなのだが。

まだまだある。

7月に発生したフランス・ニースでのトラック突入テロ事件、2週間前にはベルリンで同様のトラックテロがあったばかりだ。

もし、同様のテロ事件が駅伝で起こったら?
そういう想定が成されていたのか甚だ疑問に残る。

今回の事案に接して、明石の花火大会警備と同様のものを感じざるを得ない。

明石花火大会歩道橋事故との違いは、潜在リスクが現実のものとなってしまったのか否かの違いだけのように感じるのだが・・・

スポンサードリンク








posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 交通誘導警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日



交通誘導警備員の泣き所 勤務日数の不安定さを緩和するには?

交通誘導警備員は日給制ですから月々の勤務日数に応じて給料が支払われる事になります。1月から3月にかけては季節的要因で仕事が少なくなる。クリスマス頃には年内の仕事はほぼ終わり(イベントはあるけど)、1月は少なくとも3日までは正月休みになるし、2月は稼働日数が少ない。そして3月の月末近くには公共工事が激減する。

季節的要因によって収入が大きく変動するのが交通誘導警備員の泣き所と言えます。梅雨時期は雨で中止になる現場も増えますしね。日頃から貯蓄をしていなければ大変な事になる。

この収入の減少を少しでも緩和する為に欠かせないのは次の3つです。

・交通誘導警備の資格を取る

これは絶対に欠かせない。1級を取ればベストだけど、まずは2級から。会社にとっては有資格者は非常に貴重な存在で近年は特に存在感を増しています。配置基準の問題などもあって有資格者を抱え込んでおかなければ契約できない現場が増えていますから、彼らに退職されると非常に困る。

また、現契約先に対しても新規開拓先に対しても有資格者の数は大きなアピール要因になり、営業政策上のキーポイントなります。

故に交通誘導警備の資格を持っている警備員は警備員需要が少ない閑散期でも優先して配置される事になる。仕事量が少ないという理由で有資格者に辞められるのは痛手が大きいのです。

警備会社にとっては有資格者の配置を優先させる事によって、それを不満に思う他の警備員が5人くらい辞めたとしてもやむを得ないというのが本音ではないでしょうか。

だから、交通誘導警備員はなんとしても資格を取らなければならない。自分を守る為です。

・技術力を高める

技術力を高めるといっても「一般の警備員よりも技術力が高い」程度ではほとんど効果が無い。誰の目から見てもレベルが桁外れに違うぐらいでないと効果は無い。

現場監督などは警備員の所作を見てないようで見ています。要するに値踏みをしているのです。警備料金は警備員の上手下手にかかわらず同じですから上手な警備員の方が良いに決まっている。ましてや、ずば抜けた技量の警備員なら警備会社に注文をする際に指名をする。

指名をしてくれる現場監督が多ければ多いほど閑散期でも仕事量を確保できる可能性が非常に高くなる。配置担当者は勤務日数のバランスを考えなければならないので「すみません。今、A警備員は他の現場に指名で入っておりまして1週間ほど動かす事ができないんです。申し訳ありません。」みたいな嘘で凌いだりするけど、お得意先ともなればそうもいかない。

技術力を極める事が欠かせない。もっとも技術力といっても2つ在る。片側交互通行などの現場をうまくさばく技術力と、ソフトな言動で本来ならトラブルに発展しかねない状況でもうまくこなす話術という技術力。一般的には「とても感じの良い警備員」。このタイプの警備員はクレームが起こりやすい現場などで重宝される。

・日頃から会社に恩を売っておく

警備会社の受注状況は増減が大きくて人手が足りない日が必ず出てきます。それに、お客様の発注忘れというケースも必ず出てくる。配置担当者が困り果ててしまうわけです。

時々でもいいから、こういう時に気持ち良く引き受ける。ポイントは渋々引き受けるのではなく「○○さんにはいつもお世話になっていますから私が出ましょう。」みたいに絶対に恩着せがましい事は言わずに引き受ける事。配置担当者からすると、「借りが出来た。」「助けられた。」という思いが強くて、暇な時期でも少しは優先して配置しようという気持ちになる。

この3点に留意していれば閑散期でも勤務日数はかなりカバーできるのではないでしょうか。

スポンサードリンク








posted by 管理人 | Comment(0) | ■ 交通誘導警備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする