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2017年06月26日

どの程度のリスクシミュレーションをしているだろうか?

施設警備という仕事は様々なリスクに晒されているのですが、意外にも?警備会社も警備員もリスクに対して無頓着だなと感じる事が実に多い。

クライアントがリスクに無頓着なのは仕方がない部分もあるのですが、警備会社や警備員は少し神経質すぎるぐらいにリスクに過敏であるべきだと思うのです。

私が知っている警備会社や警備員はごく僅かですが、リスクに対して深く考察している会社や警備員は非常に少ないという印象が強い。「リスクシミュレーションをしているのだろうか?」と疑問に思う事があまりにも多いのです。

最低限のリスクシミュレーションさえしていないと思わざるを得ない。

尤も、想定されるリスクが具現化する事は滅多にありませんから、リスクをシミュレーションしていようとしていまいと結果は同じだという論法も成り立たないわけではないけど、もし、具現化した時に日頃からシミュレーションをしているか否かによってその対処能力には雲泥の差が出てしまう。

視点を変えると、滅多に起こらないリスクであるが故に、たった1回の有事の対応次第で警備員の力量が判定されてしまう事になる。オールorナッシングという事です。

日頃から頼りになると思われていた警備員が、たった一度の対応ミスでダメ警備員のレッテルを張られる事になりかねないのですから本当に怖い。

十分に起こり得る潜在的リスクはもちろんの事、レアなリスクに対してもシミュレーションしておかないと、「イザ!」という時に対処できる筈が無いのです。

警備員が本領を発揮する場面は非常に少ないが故に、そこで技量を発揮出来ないと一気に信頼を失ってしまいます。一度の失敗も許されない宿命を負っていると言っても過言ではありません。

その為にはありとあらゆるシミュレーションが欠かせないと思うのですよね。
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2017年06月20日

京都府警向日町署の『銀行強盗の防犯訓練』が実に素晴らしい

日本各地で定期的に銀行強盗を想定した防犯訓練が行われ、夕方のニュースで報じられる事が多い。犯人役の警察官がリアリティに満ちた演技で刃物などを使った強盗に扮し、銀行員が警察に通報したりカラーボールを投げるなどの対処を行う。こういう訓練風景をよく目にします。

以前、犯人役の警察官の演技があまりにも迫真に満ちたものだった事から、銀行外に出たところで本当の銀行強盗犯と勘違いした一般人が犯人役の警察官を車で撥ねて逃走を阻止。警察官が大怪我をするという事案なども発生しています。

大怪我をされた警察官の方にはとてもお気の毒な結果になりましたが、このようにリアリズムを追求し身体を張った訓練が大いに役立っている事は言うまでもありません。

全国的に行われている金融機関での防犯訓練は、だいたい上述のような内容で行われていますが、今回、京都府警向日町署が「みずほ銀行長岡天神支店」で行った今回の訓練は、従来の防犯訓練とは趣の異なる内容だった。

それは・・・

「静かな銀行強盗」

一般的な訓練風景で見られる、刃物を振り回して「金出せーーっ!」的なシチュエーションではなく、以下のようなものだった。

犯人役の署員が窓口で、かばんの中のナイフを示しながら
小声で「銀行強盗です」と100万円を要求する。



実際にこの手の「静かな銀行強盗」事件は、海外でも日本国内でも少ないながら発生しています。銀行強盗である事を小声で伝えたり予め紙に書いてそれを見せる事から周囲には銀行強盗が発生している事に気付かれないという知能犯による計画的な犯行です。

通常の銀行強盗であれば金融機関の職員も対処を熟知しているでしょうが、「静かな銀行強盗」となると対処出来ない人が少なくないのではないでしょうかね。

今回、京都府警向日町署が行った防犯訓練は非常に意義深い内容であり最高のシチュエーションとも言える。この企画を担当された方に敬意を表したいですね。
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2017年06月14日

施設警備員は「観光英語検定」を取得するとスキルアップになる

近年は外国人の来日客が目を見張るほど増えています。その目的はビジネスだったり観光だったりするワケですが、特に中国からの観光客が目立っています。

私が住んでいる街でも中国人観光客の数が半端ではなく、時々訪れる魚市場(有名な所です。)では日本人よりも中国人の方が遥かに多く、まるで中国に来たような気さえします。

また、私が勤務していた施設にはホテルがあって、たくさんの中国人が宿泊されています。もちろん欧米人もよく見かけますがやはり中国人が圧倒的に多い。中国人の方は英語をしゃべれる人が多いです。

防災センターはホテルの向かい側にありますし、我々警備員の雑用の範疇になるのですが外国人と接する機会があります。私は中学英語程度しか話せませんが、簡単な単語の羅列と身振り手振りで何とか伝わるんですよね。

最近はネットで単語が簡単に英訳できますので「こういう質問を受けそうだな。」と予測して事前にネットで調べたりしていました。定型文なんかもありますから、そういう文例集を拾い出してコピーしていました。

先日、「京都好き」さんと仰る方から5年後に施設警備員になる計画を立てているとのコメントを頂戴しその中に「観光英語検定」を取得する予定だと書かれていました。

恥ずかしながらそういう検定があるという事を知りませんでした。調べてみると「空港、交通、ホテル、観光、ショッピング等の実際場面を想定したものが出題され。 加えて観光に必須の文化(国内外・異文化)、地理、歴史の知識も問われます。(観光英語試験サイトから引用)」と書かれている。

実務的な英会話検定になっているようです。

この検定に向けた勉強をして試験に合格するレベルに達すると施設警備員にとっても、とても役立つ事は間違いありません。今後は更に外国人観光客は増加するでしょうから観光英語に精通した警備員の存在はとても貴重だと思います。

施設警備員の皆さんは、こういう資格を取ると「売り」にもなるのではないかと思います。
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2017年06月07日

防災・防犯訓練は可能な限りリアル設定で行うべきではないのか

私が働いていた施設では消防訓練は行われていましたが大地震を想定した防災訓練や防犯訓練は一度も行われていませんでした。「防災訓練や防犯訓練も行うべきだと、わが社にもクライアントにも何度か提言したけれど受け入れられる事は無かった。

仕方がないので自作でマニュアルを策定していました。

唯一行われていた消防訓練も「これで実際に火災が発生した時に対応できるのか?」と不安を抱く内容だった。防災センターの出入り口付近に自衛消防隊が待機していて、警備員がそこに状況報告に赴く流れになっており、完全にセレモニー化していたのです。

「なぜ防災センターの出入り口に自衛消防隊の本部があるのだ?」

まあ、パフォーマンスとしては良いのかもしれないが、実際の火災発生時にはそういう事はあり得ないわけで。火災発生を想定していると言うよりも、優良防火対象物認定証(通称、優マーク)の取得が目的になっているのではないかという気がしてならない。

形骸化している訓練とはいえ、何もしないよりはマシなのですが、訓練当日に使用されるマニュアルは実際の火災発生時の手順とは大きく異なりますから、これで大丈夫なのかと思えてならない。

毎年、ガチの訓練を行うのは難しいでしょうが、せめて3回に1度くらいは限りなくリアルに近い形の訓練を行うべきではないのだろうか?

仮にそれが出来ないとしても現実に即したマニュアル書を用意しておくべきだと思うのですけどね。
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2017年06月06日

JR新小岩駅の警備員さん 本当にご苦労様です。

東京都葛飾区のJR新小岩駅は人身事故が多い駅という事もあって、ホームドアが設置される事になっていますが、それまでの間は特急が通過する際には、警備員がホーム上の柱に設置されてりるトラロープを張るという人身事故対策を行っているらしい。

特急が近づくとロープを張り、通過するとすぐに元の位置に戻すという作業です。同駅を通過する特急の数は上下線を合わせて1日に90本もあるとの事ですから、その度に「ロープを張って」「ロープを元に戻して」という作業を繰り返す事になります。

時刻表とにらみ合わせをして、対象車両を間違えないようにしなければなりませんから神経を使いますし、とても大変な作業だと思います。

でも、警備員の働きによって人身事故が防げるのなら、警備員妙味に尽きると思います。

JR新小岩駅の警備員の皆さん 本当ご苦労様です。
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