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2017年04月01日

現場の異変を感じていたのは私だけではなかった

先日、「どうも嫌な予感がしてならない。不吉な出来事の前兆のような気がする。」と書きました。今までには無かった出来事が頻発している事とセキュリティ体制が非常に緩くなっている事からそのように思ったわけですが、実はそういう危機感を抱いているのは私だけではなかった事が昨日に判明した。

何か大きな事案が発生しない限りクライアントとも我が社ともこの施設でのセキュリティに関する話し合いをする機会はありません。わが社では会議やミーティングが行われる事は全くありませんしクライアントとの関係においても同様です。

2日前にある事案が発生し、翌朝にクライアントの責任者の1人が昨夜の事案の件で私を訪ねてこられました。私は勤務が終了して帰り支度をしているところでしたが、こういう機会はなかなか無いので1時間程度なら残業(我が社ではこういう打ち合わせは何時間やっても残業代は出ない。)してもイイかなと思った。

先方が昨日の事案の件で話を振ってこられましたので、この際とばかりに「私は現状の施設のセキュリティ体制はかつてない程に危機的な状況にある。緩いにも程があるというレベルになっていると感じています。故にどんな重大な事案が発生しても驚かないし、そういう事が起こらない様に神経を研ぎ澄まして業務を実施しています。現状を見る限り、単にセキュリティ上の問題だけに留まらず、いずれ他の部署にも波及するだろうと考えています。」と溜まりに溜まっていた思いを吐露した。

ちょっと刺激し過ぎたかな?と思ったのだけど、意外な返答が返ってきた。

「実は私も驚くほど緩くなっていると感じています。あなたは、いずれ他の部署にも波及するだろうと言われけど、もう既に波及しています。」

ここから先は具体的な内容の会話になったので守秘義務の観点から書けませんが、もはや様々なジャンルでリスクが危機的レベルに達しているようだ。臨界点に達しているといると言ってもイイ状況のようだ。

こういう結果を招いた主因はウチだ。

これ以上書くと始末書確定(もう2回も始末書を書かされている。)なので書かないが、原因は100%明確に判っているし、今までに何度も事前に指摘してきた事でもある。

まあ、何よりも驚いたのは、クライアントの責任者の1人が私と全く同じ認識を持っていたという事だ。

この大問題、実は解決するのは極めて簡単だ。

しかしながら、私には実質的に指揮命令権が無い。建前上はこの現場の責任者は私だし役職上でも私が指揮命令をする立場にあるけど、それを行う事は不可能、いや、行ってはいけない立場にある。

本音を言えば、この実情は私にとっては非常に都合が良いし楽だ。この現場での警備員は私を含めて横並びの関係だから、私自身がミスをしない限り私が責任を問われる事は無いのだから。

同じ現場に勤務しているそれぞれの警備員が自分独自の判断で警備業務を行うわけだから、全く同じ事案が発生しても各警備員によって全く異なる対応をするのが普通の状況だ。私とは正反対の対応をする事もかなり多い。

ちょっと際どいところまで踏み込んでしまったので、この辺りでセーブしておきましょう。まあ、いずれにしてもクライアントの責任者の1人が私と全く同じように感じ、全く同じような「あるべき論」を持たれていたのは驚きだけでなく嬉しくもあった。

数年ぶりの実りある1日だった。

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2017年03月09日

こういう場面に遭遇したら、やはりビビるよなぁ。。。

千葉県にある高校の校舎内で深夜2時にに男が侵入しているのを巡回中の警備員が発見し110番通報。建造物侵入の疑いで33歳の会社員の男が現行犯逮捕される事件が発生しました。現時点では侵入目的はハッキリしていないとの事。

警備員がどういう経過を経てこの侵入男を発見したのかは不明ですが、発見した瞬間はさぞかし肝を冷やしたことでしょうね。深夜の2時ですし、学校の警備で巡回中だったという事ですから警備員は1人だけという事になります。

オフィスなどのように金目の物がある場所なら窃盗目的の可能性が高いけど、学校ですから侵入目的がよく分からないわけで、こういう目的が読み辛い侵入犯というものはやはり不気味だし怖いですよね。

しかも、校舎内という事になると閉ざされた空間だし人気も無いですから。

警備員のみなさん、巡回時にはあらゆるケースを想定し常に身構える姿勢で臨んでくださいね。
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2017年02月06日

さぞや大騒動になっているだろうと思っていたが・・・

先週末の侵入事件を受けて、さぞや大騒動になっているだろうと思っていたが、この重大事件に対して全くアクションは取られていなかった。

さすがにこれには驚かされた。

我が社からも、我が社の他の現場警備員からも問い合わせセロだ。

我が社の方には数年前から「いずれ、ここで侵入事件が発生するのは火を見るより明らかだ。それがいつになるのかは分からない。もしかすると数十年間に亘って発生しない可能性もあるが、それは運次第だ。運が悪ければ明日にでも事件は起きる。しかも最悪の形で。」と報告済みだ。

そして実際にその危惧は的中してしまった。

次は新聞紙上を賑わす大事件が発生するしかないのだ。これも運次第。今夜発生するかもしれないし数十年間発生しないかもしれない。

でもね、予想される事件が実際に発生したらそのダメージはあまりにも大きいものになる。

死人が出る事が想定されても、実際に死人が出るまで全く動かないのは警察だけではないという事なのだ。結局、自分の身は自分で守るしかないという事。これは警備員にも当てはまる。

警備業務に実施するに際しては、警備会社が重大な過失に問われても、警備員である自分の過失はゼロという状態を用意しておくべきだと思う。もちろん、警備員としてやるべき事はやったという事が前提であるのは言うまでもないが。

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2017年02月05日

室内への侵入事案が発生

遂にある室内への侵入事案が発生した。

「遂に」というのは、いつかこのような事態が発生する事を予見していたからです。部屋は施錠されていたのですがカギに脆弱性があり、いずれその事に気付く人が出てくるはずだと思っていたからクライアントには数年前に。その事を指摘しカギの交換を具申した経緯がある。

しかし、その具申は残念ながら受け入れられなかった。
多額ではないがそれなりにコストも掛かるわけで。

この鍵の脆弱性を突かれると、大きな被害が生じる可能性があり、最悪のパターンでは全国紙をにぎわす大事件に至る事になるのだが危機感を抱いている人は誰もいない。

実際に大事件が発生するまでは誰も動こうとはしない。それが現実なのだ。私が想定している最悪の事態は秘奥に可能性が高い事態であり、滅多に起きる事ではない最悪の事態とは明らかに異なる。あくまでも結果が最悪というだけで発生確率は最も高いと言ってイイ。

具体的に書けないので話が見えにくいかもしれない。多少ボカシを入れながらザックリ言うと、こういう事だ。

ある部屋のカギは施錠されている。⇒ 巡回中に施錠確認を行い施錠されていた。

はぁ? じゃあ、何も異常無いじゃないか!

確かに、施錠されていたところが巡回時の施錠点検でも施錠されていたのだから異常は無い事になる。

では、何故、私が「侵入者あり!」と断じるかというと、数年前から幾つかの仕掛けをしていたからだ。その仕掛けとは。
・扉が開かれると分かるようにしている。
・室内にも幾つかの仕掛けがあり、もし、私が仕掛けた物を触ると分かるようにしている。

今回は、まさに「ビンゴ!!」状態だったという事だ。扉が開かれた事は間違いないし室内で何をしたのかも確定出来た。正直なところ、ここまで仕掛けがツボに嵌るとは思わなかった。

この侵入犯はカギを開けて室内に入り、ある事をして(何をしたかは分かっているが書けない)、退室時に再びカギを掛けて立ち去ったわけだ。まさか仕掛けがあるとは思わなかったのだろう。鍵を開けて室内に入りある行動をした後に施錠して立ち去る。室内に入った痕跡を消す為にご丁寧に施錠して立ち去ったわけだ。

さすがに身震いした。あまりにも不気味な行動だ。

このしんにゅゆん事案についてはわが社にもクライアントにも報告したが、ここで驚くような事があった。

「施錠されていた部屋が巡回時の点検で施錠されていたわけだから異常ないじゃないか。」という指摘をする人が1人も居なかった事。実は仕掛けの内容を絶対に知られたくなかったので「なぜ、侵入者アリと断言できるのだ?」と聞かれた際に、どうやって話を濁したらいいのか思いついていなかった。

なぜ、誰もその事を指摘しないのだ??
侵入者があった事よりも、この事の方が驚きだ。
後任との引継ぎの際も、この質問は無かった。

質問が無かったのは私にとってはうれしい誤算だったが、今は、なぜ質問がなかったのかという理由が分からずに混乱している。帰宅してからもこの事が頭から離れずにもがき苦しんでいるのです。もう、これ以上考えても答えは出そうにないのでこの件は忘れようと思っている。w
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2017年01月19日

警備員視点からは犯行の成功確率はゼロ%      「セガ東京ドームシティ窃盗事件」

セガ東京ドームシティで元従業員の男が、無人の店内から1500万円を盗んだ事件ですが、警備員に店の従業員だと偽って鍵を受け取り侵入した事が判明。金庫の鍵の保管場所や暗証番号などを把握していたらしい。

警備業界では、このような人の出入をチェックする業務の事を「出入管理業務」と呼んでいて、非常に慎重にそして厳密に行うのが通常です。施設警備の業務の中では初歩的な業務内容(奥は深いが・・・)で、マニュアル通りにやれば、よほどの事が無い限りセキュリティ上での大きなミスは発生しない。

「よほどの事」というのは、会場依頼してきた本人が、昨日までその店舗で働いていて、且つ、真贋の見分けがつかないような身分証を提示、そして店舗の緊急連先(通常、3ヶ所はある。)の誰とも連絡がつかない。更に更にだ、その本人が時間外に鍵の貸し出しを求めた理由が緊急を要する場合、更に更に更に、警備員が他の緊急度が高い案件を速やかに対応しなければならない状況。

これを「よほどの事」という。
まあ、なかなか起こらないシチュエーション。

仮にそういう状況が奇跡的に起こったとしても、今回のような結果を招く事はあり得ない。もう一段上のセキュリティガード態勢が存在するからだ。

事件の詳細は不明ですが、警備員視点からこの窃盗事件を見ると、その成立は100%不可能という事になる。奇跡が3〜4回連続で起きれば、成立の可能性は1%は出てくるかもしれないが。。。

そうは言っても、昨年に同様の事件が2件も発生している。
実は昨年に限った事でもないわけだが・・・

しかも、いずれの場所(機会?ボカシで勘弁してほしい)でも、これらが議論の俎上に上る事さえもない。というか、そういう事件が起きた事をほとんどの警備関係者が知らない。

本来、現任教育ではこういう事件を題材にし、ディスカッション方式で活発な議論を行うべきなのだが・・・
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