2016年08月08日

先週は異常なほど事案が多発した

1週間でこれほどたくさんの事案が発生した週は無かった。しかも、「まさか、こんな事が・・・」という事案まで発生した異様な週だった。

施設警備では「想定外」というものは無いと思っていましたが、偶然に偶然が重なって誰が聞いても「そんな作り話みたいな事が現実に起こるはずが無い。」という出来事までありましたから驚きです。

いろんなケースを想定して警備業務に当たっていますが、さすがにこれは想像もしていなかったという出来事だった。具体的な事は書けませんが、誰が聞いても「そんなバカな事が起こるはずが無い。」という内容でした。事実は小説より奇なり。」と言いますが、本当にそういう事があるんだなと。

あまりにもたくさんの事案が発生したものですから警備日報も2日連続で一行も余白が無い状況。日報を書くのにも疲れ果ててしまいました。

今週は平和であって欲しい。




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2016年07月31日

驚愕! 警備員は何一つ知らなかった。「障害者施設殺傷事件」

相模原市の障害者施設殺傷事件で施設に勤務していた警備員は入所者に危害を加えた危険人物が辞めさせられた事を知らず、また、防犯カメラが増設された理由も知らなかったと証言しています。事件当日、救急車が到着するまで事件には気付かず寝ていたという事です。

施設警備員の1人である私からすると、「有り得ない。」「全くもって信じられない。」としか言いようがない。

以前、施設警備員は施設のあらゆる情報を収集し把握しておかなければならない。警備業は情報産業なのだと書いた事があります。

常日頃から施設内の様々な情報を収集し、その情報を元にセキュリティ態勢を構築するのが施設警備員の欠かす事が出来ない仕事なのです。

要注意人物の存在は警備員が最も把握しておくべきであり、私は施設を定期的に訪れる人の中で警戒を要する人は頭に叩き込んでいるし、施設内で勤務している人達の人間関係も把握している。退職される方々、新たに入社される方々の情報や施設内における人的・設備のトラブル把握も然りです。

それらを把握しておかなければ警備は出来ないといっても過言ではない。

また、監視カメラの増設の際には設置予定場所の変更を求める事があります。セキュリティ上、この場所よりもこちらに設置すべきだ等と。こういう意見具申は非常に強く行います。防犯カメラをどの位置に設置するかによってその後の運用に大きな影響を及ぼすからです。

にもかかわらず、今回の事件が発生した施設の警備員は増設理由さえ知らなかったというのですから驚きです。

施設の様々な情報は与えられるのを待っていても入ってくるものではありません。警備員が積極的に収集するものであり、その為には情報の入手ルートを幾つも確保しておかなければならない。

以前書いた記事で「警備業界の弱い部分は情報収集能力だ。」と書いた事もあります。

今回の事件の詳細が明らかになるにつれ、防犯態勢が全く機能していなかった事が露見しています。また、「警備員って何の為に配置されているのだ?」「警備会社はセキュリティに関してどういう知見を持っているのだ?」という根本的な部分で懐疑の念を抱かざるを得ない。

こういう報道を目にした世間の人達が、警備員や警備業界に対して侮蔑の念を抱いたとしても仕方ない。施設警備員の1人として情けなくもあり恥ずかしくもある。




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2016年07月30日

不審者侵入事案が発生! 緊急出動する。

私が勤務している複合施設は深夜から早朝にかけても人通りがあるという環境です。公開空地でもあり150台ほどの駐車場も併営されていますから監視カメラの中に人が居ないという時間帯はほとんどない。

必然的に事件の発生頻度は高くなる。過去には公開空地内、しかも防災センターの真ん前でひったくり犯が取り押さえられるという事案も発生したほどです。

今週はホテルのロビーに不審者が侵入し緊急出動する事案が発生しました。この手の事案はそう珍しい事ではなくて今までに出動した回数は相当な数になります。ほとんどのケースは酔っ払いですけどね。酔っ払って自宅マンションと勘違いして入ってくる人もいる。

中には精神状態が普通ではない人、薬物で心神喪失状態と見受けられるケースもある。

これらの対応をする場合は相手が凶器を隠し持っている事を前提に対処しますから、常に相手の目や表情そして手の動き等を注視しながら、いつ切り付けられても即座に防御・反撃が出来る態勢を取っている。当然、身体はやや斜めに構えて正面で向き合うような事はしない。踵は浮かせていますしね。

人は攻撃を仕掛けてくる時には顔つきが変わりますし目を見開きますから、そういう変化が見られたら即座に蹴りを入れる態勢を取る。蹴りといっても腹部や上半身に充てると後に過剰防衛という事にもなりかねないし打撃スピードや実戦的な打撃効果という面からも膝から下しか狙わない。

相手が凶器を取り出した場合、警備員としては最悪の場合でもフロントスタッフが怪我する事無く逃げる時間を稼ぐ事が責務であると考えています。自分が現場に臨場していて我が身は傷つかずに他のスタッフが怪我を負うような事があれば恥ずかしくてこの現場で働く事は私には出来ない。命を賭けるような賃金ではないけどお金の問題では無く『恥』というか『プライド』というか、そういう観点から私には耐切れない。

今までに凶器を取り出すというケースはありませんでしたが今後も無いとは言い切れない。

夜間の施設警備員は非常に危険な仕事なんですよね。




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監視カメラの増設 = 防犯強化とはならない。運用方法がカギなのだ。

相模原市の障害者施設殺傷事件では施設側の記者会見で「監視カメラを16台増設して防犯態勢の強化を図ったが犯罪を防ぐ事が出来なかった。」とのコメントが発せられましたが、防犯カメラを増設したから防犯強化とはなりません。断言していい。

確かに防犯カメラの存在は抑止力としての効果はありますが防犯強化と呼べるほどの効果は見込めない。最も大切なのはその運用方法がどのように成されるのかという事と犯罪予知に基づいたセキュリティスシステムの構築なのだ。

この事を理解している人があまりにも少ない。

私の勤務する施設ではその3倍以上の監視カメラが設置されていますが台数が多い事のメリットだけではなくてデメリットもあるわけです。1人でこれほどの数の監視カメラを運用するという事になると1台当たりに対する注視力の希薄化に繋がるという難点もある。

各カメラに映る人々の中から不審な動きを瞬時に見極める観察力が要求される。慣れによって観察能力が高まるというものではない。

日々の創意工夫と研鑽が両立されない限りは観察能力と判断力を高めるのは無理だ。むしろ、慣れによって注意散漫になるのがオチ。

監視カメラの映像に映る人々の中から「問題の無い人」と「要注意人物」の分別を瞬時に行う能力がなければ台数の多さがもたらすものはむしろデメリット効果の方が大きい。

相模原市の障害者施設殺傷事件では事件が発生した01:40前後に警備員は仮眠中で事件に気付いていない。最も危険な時間帯に警備員の仮眠時間が設けられていたという事に驚きを禁じ得ない。

監視カメラがあっても監視する人がいないのだから話にならない。事前に事件が予測されている現場にも拘らず防犯態勢がほとんど取られていないのだから、警備員である私からするとアンビリーバブルという言葉以外のものが浮かばない。

防犯とは何なのか?

その根底が全く理解されていない中で起きた今回の事件。
これでは被害者が浮かばれない。





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2016年07月17日

またダルマさんかぁ・・・

先日、通行人から「歩道に人が倒れている。」という通報があり現場に駆けつけました。すると確かに歩道に人が倒れている。

近付いてみると・・・

大いびきをかいて寝転がっているのは、常連さんで、私が「達磨さん」と名付けている酔っ払い男性。泥酔しては施設内の様々な場所で眠るという行為を頻繁に続けている男性です。

体型がダルマさんそっくりで容貌もまさにダルマさんに激似の男性です。

この男性、起こして起こしてもなかなか起きないし、一旦、立ち上がってもすぐに施設内の別の場所でまた寝てしまう。

まあね、何か悪さをするという事は無いので憎めないところはあるのですが、仕事の妨げになりますからとても困る人ではあります。

次はいつ登場するのか?(苦笑)



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