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2017年07月04日

夏祭りイベントのシーズン 事故に細心の注意を払いたい

7月から8月にかけて日本全国では夏祭りのシーズンに突入し、小規模の夏祭りから大規模の夏祭りそして花火大会などが各地で催されます。

警備会社にとってはスポット需要が発生する時期で人の遣り繰りがとても難しい。1か所当たりの警備員の動員数が大きいケースも少なくありませんのでね。ベンチャーを組んでの対応になるわけですが、それ故に意思の疎通が不十分でリスクを高めてしまうケースも少なくありません。

現地に配置される警備員にとっては、何かと神経を使う現場ではあるし、とにかく忙しい現場ですから「行きたくないなぁ・・・」と思っている人も少なくないと思います。

まず、駐車場の開始前と終了後の大混乱や人的トラブルが起こりやすいですし酔っ払い対応も大変です。喧嘩なども発生しますから仲裁に入らなければならないケースも珍しくありません。往々にして警備員がそのはけ口にされる事が多いですしね。


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花火大会などは雑踏警備の中でも最も大変な現場と言っても過言ではないでしょう。

そして、大きな事故に繋がるリスクが高いですから神経がすり減ってしまう。

2001年7月21日に起きた明石歩道橋事故では11人もの死亡者が出る大惨事になってしまいましたし、2013年8月15日には京都福知山花火大会では露店の爆発事故で3人の方がお亡くなりになるという痛ましい事故も発生しました。

明石歩道橋事故では杜撰な警備計画書が原因で警察と警備会社が責任を問われる事態になりました。リスクというものに鈍感であったが故の大惨事だったわけです。

慣れがもたらした事故の典型です。福知山の爆発事故に関しても事故を起こした露店の慣れがもたらした不注意が原因だったと言えるのではないでしょうか。

今までに何度も書いてきましたが、慣れというものは実に怖いものです。ついつい何事においてもアバウトになってしまうし、事故に対する意識が低下しがちになります。

そして、その代償はあまりにも大きい。

夏祭りを控えて、夏祭り警備を行う警備会社も警備員も過去の大惨事が繰り返されないようにあらゆるリスクを考慮した警備計画の策定や細心の注意で臨むべきだと思います。

「あの時、こうしておけばよかった・・・」などという事が無いように万全の態勢で臨んで欲しいものです。

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2017年06月11日

施設警備員も業務上過失致死傷罪が科せれた判例がある

前記事で「警備員と業務上過失致死傷罪」という記事を書きました。司法の場で警備員の誘導ミスと判断されたら業務上過失致死傷罪に科せられるという流れはもはや止まる事はないでしょう。

その発端となった判例が平成24年1月13日に川崎市で女性交通誘導警備員の不適切な誘導が原因で発生したと認定され禁錮1年執行猶予4年という有罪判決です。

この判決を受けて、警備業界に激震が走った。

この事故については以下の過去記事をご参照ください。

リスクのみが高まる警備員

今回、福岡県北九州市で発生した事故で警備員2名が業務上過失致死傷罪を科せられた判決も、交通誘導警備の実施中でした。この2件の判決により、交通誘導警備員は業務上過失致死傷罪に科せられれる事があるという認識が広がったと思います。

では、施設警備員にはそのようなリスクは無いのか?

正解は「否」です。

2013年10月、笠松競馬場(岐阜県笠松町)で脱走した競走馬が軽乗用車と衝突し、運転していた男性が死亡した事故で、勤務していた警備員が警戒を怠り馬を脱走させたとして業務上過失致死傷容疑で書類送検され略式起訴されました。因みに、警備会社への示談・和解金訴訟額は5千万円弱。

この事案は、施設警備といっても特殊な業務内容であり、ほとんどの施設警備の現場では施設警備員が業務上過失致死傷罪に問われるような事案が発生するとは思えませんが、警備員の過失により死傷者が出れば交通誘導警備のみならず施設警備でも業務上過失致死傷罪に問われる事になるのは明白です。

交通誘導警備と施設警備の違いは、業務上過失致死傷罪に問われる可能性の場面に遭遇する確率が大きく異なるという違いだけで、いずれの業務にあっても業務上過失という観念に違いは無いと考えるのが妥当です。

もっとも、施設警備の業務中に業務上過失致死傷に及ぶ事案が生じるとしたら、どういう経緯・内容によるものだろうかと考えても、なかなか思い浮かばないのも事実。業務上過失のリスクは常に頭を過りますが致死傷罪となると非常にレアなケースと言えるかもしれない。

ただ、施設警備といっても様々な業務形態があります。自分が勤務している施設でそのような事態が発生するリスク度がどれくらいあるのか、そして、それを防ぐにはどうしたら良いのかという事を真剣に考えた方が良いと思います。
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2017年06月10日

警備員と業務上過失致死傷罪について考える

先日、福岡県北九州市の工事区間で2台のバイクが衝突し1人が死亡もう1人が重傷を負った事故で、工事区間内において交通誘導を行なっていた警備員2人が業務上過失致死傷容疑で書類送検されたという記事を書きました。

昔は警備員には特別な権限が無いのだから、仮に警備員の誘導が不適切だったとしても警備胃の過失が問われれる可能性は低いと考えられていました。しかし、近年は警備員の誘導方法などに問題があったとして、警備員が業務上過失致死傷罪に問われるケースが増えていて、そのような判例(裁判の判決結果例)が相次いでいます。

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警備員による車や人に対しての誘導は「交通誘導」
と呼び、法的な強制力は全く無くて、あくまでも任意性に基づく「協力をお願いします。」的なもので、警察官が行う「交通整理」
のような法的強制力はありません。

ニュースなどでは「警備員の交通整理」等と書かれる事がありますが、その記述は間違っています。警察官が行うのは「交通整理」で警備員が行うのは「交通誘導」です。

その定義付けの背景になっているのが警備業法で、以下の条文に明記されています。

・警備業法第15条
「警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たっては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。」

以前は第8条だったと記憶していますが、私が警備業界から離れている間に変更されたようです。因みに、私は警備員指導教育責任者の資格を持っていたのですが、業界を離れていた間に警備業法の改定があり気付かない内に資格が失効していました。

話が逸れましたが、警備員には特別な権限が無い事から強制的に車を停止させる事が出来ず、あくまでも「停止してください。ご協力をお願いします。」というスタンスで臨むしかないのです。

しかし、そのようなスタンスで臨んだとしても不適切(不適切という定義が微妙だが)な誘導で事故が発生した場合は業務上過失致死傷罪が適用される流れが確立しつつあります。既にそのような判例が幾つか出ていますから確率してしまったと捉えるべきかもしれません。司法判断においては判例重視主義が通例ですから。

権限は全く無いのに業務上3の注意義務は生じる。

ちょっと合点がいかない部分もあるし、警備員にとってはとても恐ろしい流れである事は間違いありません。

では、業務上過失致死傷罪とはどのような法律なのか?
そして、その適用は交通誘導員のみに適用されるのか?

次の記事では、これらに関して書きたいと思っています。

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2017年05月25日

警備員の給料

前記事(保育士の給料)を書く時に警備員の給料もチェックしてみたら、平成28年度の厚生労働省の賃金構造基本統計調査データでは、警備員の給料は以下のようになっていました。
 
年齢 49.5歳
勤続年数 7.5年
月収 23.8万円
賞与 21.5万円
年収 307.1万円

仕事内容に比べて給与が低過ぎると問題視されている介護士や保育士よりもかなり少ないですね。

警備員の場合は命の危険さえあるのですから、あまりにも給与が低過ぎる。

私が1か月前まで勤めていた施設警備会社では、最低賃金を満たす事に照準が充てられていて、最低賃金が引き上げられない限り昇給など無かった。

たぶん、大手を除いた警備会社ではこういう状況のところが多いのではないでしょうか。昇給があるところでも雀の涙程度でしょうし。

最近は未婚率が急上昇していますが、警備業界単体で見ると全体よりはるかに上回る数字ではないかと体感しています。

この給料では厳しいものがありますよね。

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2017年05月23日

4号警備に続き、警備員が主役の新ドラマが7月にスタート!

警備員が主役のドラマ「4号警備」が終わってから間がないのですが、また、警備員が主役のドラマが始まりますね。古谷実さんの漫画『わにとかげぎす』が実写化され7月毎週水曜23時56分からTBSで放送されます。

原作は「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」「ヒメアノ〜ル」などで知られる漫画家・古谷実さんで、主役は有田哲平さん(くりぃむしちゅー)。脇を固めるのは、いつ見てもキュートな本田翼さん、個性派俳優の光石研さん、若手売れっ子俳優の賀来賢人さん。

リアリティを追求した4号警備とは異なるスタンスのようですが、人生に葛藤する警備員という設定のようですから興味深いですね。相通じるものがありそうです。

下にTBSの公式HPのアドレスを貼り付けておきますね。
興味ある方はご覧ください。

テッペン!水ドラ!!『わにとかげぎす』公式HP
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