2014年12月11日

落し物が多い

12月に入って妙に落し物が多い。昨日なんか、30分間に2つの落し物があり、いずれも私が拾得しました。人通りが多い施設ですので日頃から落し物は多いのですが今月に入って急増しています。

私は物をほとんど落とした事がないのでとても不思議に思っています。建物の中ならまだ分かるのですが外ですからねえ。この時期になると手袋やマフラーなんかが多いのですが、昨年は超ロングマフラーが落ちていて驚かされました。

なぜこんなに長いマフラーを落として気付かないんだろう?

セーターやジャケット類も多いですね。たぶん、手に持っていてうっかり落としたいうパターンだと思うのですが衣類は引き取りに来る事がまずありません。どこで落としたか分からないという事なのでしょう。

これから年末にかけて慌ただしい日々です。
くれぐれも物を落とされませんように!





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2014年12月06日

警備業界は零細企業が多い

平成25年末段階の警備業界の概況を見ましたが業者数は9133社と前年より微増(0.5%増)、警備員数は54万3165人で1.2%増、女性警備員は2万8893人で全体の5.3%です。

警備業界は零細企業が多く、30人未満の会社が全体の63.5%を占めており、5人以下の警備会社は24.5%もあります。1号業務か2号業務かで状況は異なりますが、2号業務で30人以下という会社では利益が出るのでしょうかねぇ。ちなみに100人以上の会社は、なんと、10.7%です。

私が警備会社を経営していた際は2号業務で120人ぐらい居ましたが、警備会社というのは驚くほど利益が少ない仕事でその上リスクが高いなという感想を持っていました。

だって許認可業ですから、大きな不祥事などが起こればヘタすれば会社は解散するしかない。ある日、いきなりそういう事になる可能性があるのですから。私は他の業種の会社も経営していましたが、警備会社が断トツで利益が少なかったですからねぇ。もう20分の1とかいうレベルでしたし。

警備業を経営面から考察すると前述のように一発退場というリスクがありますし、波に乗って加速度的に事業が拡大するような事もないですから非常に厳しい業界と言わざるを得ないというのが実情です。








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2014年12月02日

ホテル・旅館等の適マーク制度について

平成26年4月から「ホテル・旅館等の適マーク制度」が始まりました。始まったと言うよりも復活したというのが正確ですかね。

ホテルや旅館での過去の火災では多数の者が死傷出たケースが散見され、少なからぬケースで防火設備や避難誘導の不備などによって被害が拡大してしまうという背景があります。

このような悲劇を少しでも減らそうという動きの延長でホテル・旅館等に消防署職員が赴き防災設備のチェックや避難誘導の的確さを現地で審査し合格すれば「適マーク」認定を与えるという制度が「ホテル・旅館等の適マーク制度」です。

適マークを取得したホテルなどはフロントのカウンターなどに消防署から授与された楯(最初はシルバー)を掲示する事ができ、防火対策などが適正に行われているお墨付きホテルだという事をアピールできますから営業戦略上の大きな武器の1つとなります。既に適マークを取得したホテル等ではウエブ上でも大々的にアピールしているようです。

施設内にホテルがある現場では警備員も概略ぐらいは知っておいた方がベターですし、消防署がどのような審査基準で適マークを授与するのかという事をアドバイス出来ればベストではないかと思います。

自衛消防隊員(ホテルスタッフ)が行うべき最低限必要な行動は7項目あります。

@ 出火場所の確認(特定)
A 現場確認
B 消防署への通報
C 初期消火
D 宿泊客への情報伝達(火災発生の告知)
E 避難誘導
F 消防隊到着時の状況報告(火災状況や避難状況など)

消防署職員の審査の際には経過時間が計測され限界時間内に対応出来ているか否かのチェックが行われます。限界時間は建物の構造や防火設備によって異なってきますが一般的には9分かな。また、火災階と非火災階では限界時間は異なります。

消防署職員が現場で立会い、チェック表に記載したり時間を計測したりする中での実技になりますからスタッフの緊張は相当なものがあります。

付け焼刃では無理!

消防署への通報だけでも失敗する人が少なくありませんし、避難誘導などでは肝心な事を忘れてしまったり間違えたりするのが普通ですから事前に繰り返しの訓練を行う必要があります。

それと、少なからぬホテルが必要な防火・防災備品を備えていない事が多いようですから、その辺りも事前にチェックしてアドバイスすれば警備員の評価も上がると思います。

例えばチェーンカッターや拡声器ありますか?

ヘルメットはありますか?

そういう事も含めてアドバイスすれば如何かと。

この適マークの審査では1つ1つの行動の的確さはもちろんの事、限界時間などの経過時間もクリアしなければなりませんから繰り返し練習しなければなりません。現地確認のスタッフがマスターキーを忘れたらアウトでしょうねぇ。

細かい部分を記述するとまだたくさんありますが、自分で調べる事も大切です。




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2014年11月22日

適格な情報戦略が警備会社・警備員の武器になる

施設警備の仕事は1日のスケジュールが決まっていて、それを着実にこなしていくという流れがほとんどだと思います。あとは突発的に生じた事案への対応など。

一口に施設警備といってもその態様は様々ですから全てに共通する内容ではないかもしれませんが、情報収集というものに意識を持つ事や情報を蓄積しておく事は有意義ではないだろうかと考えています。

私の勤務している警備現場では実際にクライアントに対して様々な情報提供を行っていますが、「警備から上がってくる情報が役立っているよ。」とありがたい言葉を頂戴する事があります。

警備員は24時間体制で施設内の動きを観察していますから様々な動きというか流れを把握しています。例えば、「近い将来、こういう事件が起きる可能性がある。」とか、「どこでどういう内容のトラブルやクレームが発生する可能性が高い。」等々。

また、施設近辺の犯罪発生状況をお知らせすると同時に同様の事案の未然対策を講じる事で、万一の場合の対応がスムーズにいきます。

情報活用の解釈を広げると施設警備員のみならず交通誘導警備においても重要な位置付けになるのは間違いないと思われます。

情報を活用・提供する事で付加価値を付ける事が警備会社にとっても警備員にとっても大きなポイントになるような気がしてなりません。

もちろん、正確でタイムリーな情報でなければ効果は見込めない事は言うまでもありませんけどね。




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2014年10月28日

警備員同士の揉め事が多いのは何故か?(後編)

中小警備会社でまとまりが良く見事に統率が取れている警備員チームというのは少ないように感じます。それどころか、レベルの差こそあれチーム全体がバラバラで意思統一が為されていないというケースさえあるようです。

指揮命令系統が機能せず各警備員が自己主張を優先させる傾向があり、この事が現場責任者と部下の隊員との軋轢に発展する原因の1つではないだろうか。もちろん、部下の隊員の主張の方が正しい事もあるので話はややこしくなるのですが。

いずれにしても、原因の根本は指揮命令系統のあやふやさにあるのは明白で、これは会社のシステム上の欠陥に由来するケースが大半だと言わざるを得ない。

クライアントとの取り決め事項が変更される場合には、それなりの段取りが必要であるのは言うまでもありませんが、現場責任者も会社側も知らないところで一隊員によって変更されていたり、新たな取り決めが事前の相談もなく進行していたりする。

悪気があるのではなくて、自分の裁量がどこまで許されているのかという垣根自体が存在していないというのが実情のように思えます。

自社やクライアントに対して提案をする事は非常に素晴らしい事なのですが、発案から提案に至るにまでには様々なプロセスが存在します。しかし、そのプロセスがすべて省略されるという事になると非常に問題がある。

一般社会ではこういうプロセスを削除する行為は異常な事なのですが、それを説明しても理解できない人もいて話の根本がかみ合わない不幸な流れになる。大人社会の約束事という最低限のルールを理解していない相手と議論しても議論が成り立たないわけです。

一方で、現場責任者の権限をかさに着て力づくで押し切る責任者もいます。部下の意見の方が理にかなっていると判断すれば自分の意見を取り下げて部下の意見を採用すれば良いのですが、妙なところで体面を気にして自分の意見を押し通す現場責任者もいます。

これらの問題が絡み合ってチーム力が機能しないケースが多いのではないでしょうか?

指揮命令系統や物事を決めていくプロセスというものは、会社が自社の警備員に徹底して意識付けをしなければなりませんし業務実施要綱をマニュアル化して定期点検をしなければ、まるで法律の存在しない社会のように統制が取れないだけでなくモラルハザードに陥り時間の経過と共にチームは瓦解しやすくなる。

会社というものは、何か重大な出来事が生じてから対処するのではなくて、放っておけば必ず重大な問題が生じるのだという視点で対処する事が大切なのではないだろうかと思うのですけどね。

「3人寄れば文殊の知恵」と言われますが、「船頭多くして船山に上る」というのが警備現場の実情ではないでしょうかねぇ。
施設警備の仕事は1日のスケジュールが決まっていて、それを着実にこなしていくという流れがほとんどだと思います。あとは突発的に生じた事案への対応など。

一口に施設警備といってもその態様は様々ですから全てに共通する内容ではないかもしれませんが、情報収集というものに意識を持つ事や情報を蓄積しておく事は有意義ではないだろうかと考えています。

私の勤務している警備現場では実際にクライアントに対して様々な情報提供を行っていますが、「警備から上がってくる情報が役立っているよ。」とありがたい言葉を頂戴する事があります。

警備員は24時間体制で施設内の動きを観察していますから様々な動きというか流れを把握しています。例えば、「近い将来、こういう事件が起きる可能性がある。」とか、「どこでどういう内容のトラブルやクレームが発生する可能性が高い。」等々。

また、施設近辺の犯罪発生状況をお知らせすると同時に同様の事案の未然対策を講じる事で、万一の場合の対応がスムーズにいきます。

情報活用の解釈を広げると施設警備員のみならず交通誘導警備においても重要な位置付けになるのは間違いないと思われます。

情報を活用・提供する事で付加価値を付ける事が警備会社にとっても警備員にとっても大きなポイントになるような気がしてなりません。

もちろん、正確でタイムリーな情報でなければ効果は見込めない事は言うまでもありませんけどね。








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