2016年01月18日

スキーバス転落事故のESPは警備会社でもある

長野県軽井沢町でスキーバスが転落し前途有望な若者達が死亡するという痛ましい事故が起こりました。お亡くなりになった方々、また、ご遺族の皆様の無念を思うと心が痛みます。心よりご冥福をお祈り致します。

今春から社会人になる学生さん達も多くいらっしゃったようで、本人もご両親も幸せの絶頂にある時に起こったまさかの事故。子を持つ親の1人として無念の思いは痛いほど分かります。

このような痛ましい事故が二度と起こらない事を祈る事しかできない。

このバスを運行していた(株)イーエスピーは警備会社でもあります。

同社は施設警備や雑踏警備を行っていて警備業でスタートし2014年5月にバス事業を始めたとの事。

今回の事故を受け国土交通省による異例の3日連続の立ち入り調査があり20件の法令違反が見つかったらしい。

バス事業は別会社ではなく警備会社のバス事業部として運営していたようですから、当然、警察の立ち入り調査も同時に行われたはずです。

警備業の認定取り消しという事になる可能性もある。

同社で働く警備員には何の罪も無いわけですが、もし、認定取り消しという事になれば多くの警備員さん達が失職する事になります。

多くの若者達の命を奪い、また、多くの警備員さん達の生活に影響を及ぼした社長の罪は非常に重いと言わざるを得ない。

バス事業で20もの法令違反をした挙句の大事故なのですから。





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2015年12月13日

AIが代替できる仕事のトップグループに警備員が!

「野村総合研究所は、英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授とカール・ベネディクト・フレイ博士との共同研究の成果として、AIやロボット等で代替される確率の試算結果を、そうした背景のもとで、公表した。

同社らが試算したのは、国内の601種類の職業について。公開された情報によれば、10〜20年後には国内労働人口の49%に当たる職業が、代替されてしまう可能性が高いという。

AIが代替できる可能性が高い仕事としては、事務員、生産オペレーター、組立工、作業員、警備員、配達員などがまずリストアップ。」(ZUU online記事より転載)

AIというのは人工知能の事で凄まじい勢いで進展しています。

警備員という職種は業務内容がパターン化していて特殊技能を要しない部分が多いので人工知能が代替しやすいと言えます。

高度なスキルを持っている警備員は別ですが、大半の警備員の技能は人工知能の方が優る事は間違いなく、いずれは人工知能が人間の警備員に取って代わる事になると思われます。

ただ、警備員は人工知能だけでは代替出来ずロボット技術が同時進行しなければ代替出来ませんから、代替出来るまでにはそれなりに時間を要すると思われますがロボット技術も急速に進歩を遂げていますから微妙と言えば微妙。

いずれにしても人工知能に淘汰されないように警備員としてのスキルを最大化する必要があると思います。





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2015年10月30日

AI(人工知能)警備員の登場は遠い先ではないかも

最近、急激に進展している自動運転システム。自動運転タクシーの出現もそう遠い先ではないというレベルまで技術が進化している。

そのコア技術がAI(人工知能)です。

人工知能と言っても人間が作ったアルゴリズムに基いて思考し行動を決めるのだから所詮は人間がプログラミングした高度なコンピューターに過ぎないと思っている人がいるとしたら、それは知見が不足しているという事になります。

ディープランニングという言葉をご存じだろうか?

人工知能が様々な情報を吸収し学ぶ事でどんどん賢くなっていく、すなわち人間の脳に非常に近いものになっていくという事です。

私は技術者ではありませんので、あくまでも素人としての個人的見解ですが、この人工知能の導入が実現化しやすいというか、運用しやすいのが警備業というジャンルではないだろうかと思います。

当面は人間の警備員と協業しながらという形の導入になるのでしょうが、更なる技術の進歩によって人間の警備員は人高知能搭載の警備員ロボットの管理的な業務に特化しAI警備員が巡回をしたり緊急事態の対応をするというようなスタイルになるのではないだろうかと考えています。

人工知能の研究はものすごいスピードで着実に進歩しています。

人間の警備員よりも遥かに優秀な警備員になるであろう事は間違いないと思います。知能は人間の警備員100人が束になって掛かっても相手にもならないでしょうし、腕力も同様です。しかも、犯罪を犯す心配もありませんしね。








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2015年10月22日

警視庁機動隊員が女子高生のスカート内を盗撮し逮捕

警察官が女子高生のスカート内を盗撮している瞬間を警備員に目撃され、通報を受けた警察官に現行犯逮捕される事件が発生しています。

以前にも書きましたが、本当に理解に苦しみます。

なぜスカート内を盗撮したいの?

それに、そういう卑劣な行為をする事で人生を棒に振る事になるのは分かりそうなものだが・・・

ほんと、わからん。
全くわからん。

(以下はFNN記事より転載)

警視庁の警察官が、ショッピングセンターで女子高校生のスカート内を盗撮し、現行犯逮捕された。

警視庁第8機動隊の巡査長・野上拓真容疑者(26)は、20日午後8時半ごろ、茨城・守谷市内のショッピングセンターで、買い物をしていた女子高校生(18)のスカート内に背後から携帯電話を差し入れ、盗撮している所を警備員に見つかり、現行犯逮捕された。

野上容疑者は、容疑を認めていて、犯行の動機については、「魔が差した」と話しているという。
警察は、余罪の有無についても調べる方針。





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2015年09月24日

警備業法の精神と警備会社の意識の乖離

警備業法が作られた背景には警備員の非行事案の多発がある。警備業という新しい産業が生まれた当初は、人の生命や財産を守る立場の警備員が業務の中で暴行事件を起こしたり盗みを働くというケースが多発した事から法律による規制が必要だという機運が高まり警備業法という法律が作られた。

警備業法の中身を見てみると、警備業界が健全に発展するように工夫されている事がよく分かる。同時に監督官庁が主導権を握り警備会社の生殺与奪が容易にできるようにも作られている。

監督官庁の腹積もり一つで、問題があると判断された警備会社を永久追放する事も簡単に実行出来る。警備会社というものは警備業法という叩き(はたき)で叩けばいくらでも埃が出てくる存在であるからだ。

警備業は請負業で派遣業では無いのですが実態は限りなく派遣業に近い。請負業と派遣業の違いは以前に何度も記述してきたように指揮命令系統が警備会社に帰属するのかそれともクライアントに帰属するのかという違いだ。警備業という業務の性格上、絶対に請負業であるべきだが警備業界にはその意識が非常に低く必然的に警備員もその意識が乏しい。

意識に乏しいどころか、この事を知らなかったり理解していない警備員は少なくない。警備員ブロガーの中には意識せずに労働者派遣法違反の実態をブログ上で吐露しているケースも散見される。これは警備会社にとっえては大きなリスクの1つとなる。

だって、我が社では日頃から警備業法違反に該当する行為を堂々と行っていますとわざわざアピールしている事になるのですから。警備会社摘発の重要な証拠を自ずから警察に提供しているに等しい。意図したものではないが故に怖ろしい行為と言える。

警備業法では警備員に対する教育を重視し細かい規定が設けられている。他の業界では考えられない事の1つだ。社員教育の重要性はどんな産業でも最も重視される事の1つであり死活も問題でもありますから法律の中で教育に関する規定があろうが無かろうが自発的に最重要事項として取り組んでいる。

しかし、警備業界ではその意識が極めて低い。

故に警備業法という法律の中で重点事項として教育に関する規定が設けられている。

新任教育は30時間以上、現任教育は8時間以上の教育を行わなければならないとされているが、警備会社の認識では以下のようになっている。
               ↓
新任教育は30時間、現任教育は8時間の教育を行えば良い。

警備業法の真意は、少なくとも、いや最低でもこれぐらいの時間は教育に費やしなさいという事だが、その最低限の教育時間を実施すれば良いという解釈をしている会社がほとんどではなかろうか。

警備業法と警備会社では、このように大きな認識の乖離がある。しかも、この乖離に対して気付きや葛藤さえ見受けられない現状だ。

警備会社の社長や幹部達は口を開けばこう言う。
「警備員の資質の向上を第一義とする。」
念仏を唱えながら懐のお札を数えるに等しい欺瞞だ。

警備員の資質の向上と密接な関係がある給与についても同様で、最低賃金を満たす事が目標となっている。

感覚の麻痺というものは実に怖ろしいもの。

もうずいぶん前の話ですが警備業法の原案作成に携わった方と二人で酒を酌み交わした事がある。周囲から見れば祖父と孫に映ったでしょうね。それぐらい年齢差があった。

産声を上げたばかりの業界に係わる法律策定の一翼を担う誇りとその業界発展に尽力したいという願いを胸に秘めながら取り組まれたと聞いた。

しかし、警備業法の精神と警備会社の意識には大きな乖離がある。

警備業法の制定が必然性と業界発展の礎として行われただけでなく警察機構の権力保持と利権も大いに考慮された結果であろう事は容易に察しがつくが、そこに携わった人達の願いや業界発展に寄与したいという熱い思いがあったのも間違いない。

法律策定の原案作りに携わった人達にとっての最終的な帰結は法律廃案という日の訪れではなかっかだろうかと個人的には考えている。

しかし、警備御意鵜飼にはその為の自浄作用が働くような気配は全くない。警備業法を必要としない時代が訪れればこの業界は新たなシステムが登場し飛躍的な発展を遂げるだろうし警備員も誇りに満ちて幸せを体現するであろう事は間違いない。

法律の廃案は不可能だが、不要な存在になったというコンセンサスが業界内外そして一般の人達に認知される時代が訪れれば皆が幸せになれる。居酒屋で酒を酌み交わした大先輩の誇りと笑顔が全ての警備員とシンクロすれば素晴らしいなと思うのです。




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