2015年03月12日

警備会社の現任教育を考える A

下期の現任教育期間も残すところ僅かになりました。
もう、ほとんどの方が受講済みでしょう。

因みに私は警備業協会の現任教育を受講(昨日)してきました。今回も素晴らしい内容でした。講師の皆さんは熱意があり、また、講義の内容は創意工夫されていて実に素晴らしいなと改めて感心させられました。

講師の先生方、本当にありがとうございました。

わが社は警備業協会で現任教育を受講していますがほとんど警備会社では自社で受講されています。それぞれにメリットとデメリットがあって、どちらで受講した方が良いと断じる事は出来ません。両方を交互に受けるというのが理想かもしれません。

ただ、協会受講はコスト負担が増えるという問題がありますし、私の地域のように講師の質が非常に高いところであれば良いのですが、そうでないところであれば費用対効果という面で必ずしもお奨めは出来ないかなという事になります。

しかし、協会で受講すれば警察の立ち入りの際に現任教育に関する教育懈怠が指摘される心配がありません。これは警備会社にとってはかなり大きなメリットと言えます。

一方で、協会依存型(現任教育において)の警備会社では警備員の質の向上が見込み辛い可能性が非常に高いという事になる。あくまでも個人的な見解ですが論理的に考えればそういう結論が導き出される。

「ん? 矛盾してないか?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

警備業協会の講義内容はとても充実していると言いながら、協会依存型の警備会社では資質の向上が見込めないというのは矛盾しているという指摘はなかなか鋭いとは言える。

なぜ、そうなのか?
下記の点について熟慮すればご理解いただけると思う。

・現任教育は半年に1回のみ。故に価値が大きい。
・現任教育は警備会社の社是社訓に匹敵するもの。
・警備会社に教育ノウハウの蓄積がなくなる。
・会社と社員の繋がりの場という見えざる価値の喪失。

(次回に続く)





posted by 孤高 | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

警備会社の現任教育を考える @

いつも同じことを書いていますが・・・

現任教育日の訪れは驚くほど早い!

私は来週に警備業協会の現任教育を受講する事になっています。
もう、半年経ったのか・・・
というか、また現任教育を受けなければならないのかぁ・・・
というのが率直な感想です。

警備業協会の現講師は非常にやる気のある方々で、とても工夫された内容の講義を提供してくださいます。年々レベルがアップしています。でもね、警備業法で講義内容が決められていますので基本的には同じ内容にならざるを得ないわけで、いくら工夫しても限界があるのは避け難い事実です。

「講義内容がいつも同じだからつまんない。」

そう思う人が大半だと思いますが
「仕方ないでしょ!」という事になる。
だって、講義内容が法律で決められているのだから。

そういう状況の中で講師の皆さんは頑張って工夫されている。
実に素晴らしいし頭が下がる思いです。

私達警備員にとって一番受けたい講義は、実戦に生かせる「ケーススタディ」みないな内容の講義です。基本教育を大幅にカットし業務別教育も少し割愛して確保した時間で本来やるべき教育の時間を確保するべきだと思うのですけどね。

例えば、2号業務では過去の事故事例に基いたグループディスカッションをするとかね。実際に起こった事故現場の図面を用意して、こういう感じでディスカッションするとか。

・なぜ事故が起こったのか?
・具体的にどこに問題があったのか?
・どうすれば最小限の被害で止める事が出来たのか?
・クレーム対応の模擬訓練(私、クレーマー役は最も得意です!ww)

こういう内容が活きた教育じゃないだろうか。

ただ、私が担当の警察官だったら、間違いなくこう言います。

「あくまでも現任教育は最低8時間という事だから、法律で決められた内容通りに8時間やってください。その上で他に必要と思われる独自の内容の教育をしてください。警備業法では、「8時間以上」としています。「8時間以内」ではありません。警備員教育により多くの時間を費やすという事は実に素晴らしい!と。

反論の余地はゼロです。

ただ、それを承知の上で、2時間だけでいいから裁量時間を頂けないでしょうか・・・。

(次回に続く。連続で書くという事ではありません。)






posted by 孤高 | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

辞めて欲しくない隊員が辞める事に・・・

他の施設に勤務していた隊員が辞める事になりました。いろんな思いがあったのでしょうが家族の状況などを考慮すると辞めるべきではない立場の人でしたから複雑な思いがある。

もう少し早く知っていれば何とかなったのではないかという思いが強くて、ちょっとブルーな気分です。現任教育と忘年会ぐらいでしか顔を合わせる事がありませんので近しい間柄というわけではありませんが、よく頑張っているのは知っていたし女で一つで小さい子供を何人も育てている人ですから、「これからどうするんだろう?」という思いが頭から離れない。

本人を説得して思いとどまらせようと連絡をしたのですが、時すでに遅し。後任が採用されたばかりという事が判明。まだ後任が決まった事を知らなかったのでその事実を聞いて「あ〜ぁ・・・う〜ん・・・」としか言えなかった。

次の言葉が出て来ず「う〜ん・・・」と唸るだけの自分が情けなかった。

憶測の域を出ないけど、一時の感情で辞めると啖呵を切って引っ込みがつかなくなってしまったのだろうと思うので。次の仕事は決まっていないようだし子育てをしながらの就職活動が如何に困難であるかはよく知っていますから。

なんとかしてあげたかった。
ほんと、落ち込むわ・・・





posted by 孤高 | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

平均年収のワースト1位企業は警備会社だった

プレジデント社が調査した株式公開企業の年収平均でワースト1位に輝いた?のは警備会社でした。前述のように株式公開企業の中でという事になりますのでやむを得ない部分がありますし福利厚生などを考慮すると警備会社全体の中では優良な会社だと思います。

社名はトスネットで平均年収は235万円。

雑踏警備業務を主体とした警備会社で唯一株式公開(ジャスダック)をしている会社です。

社会保険だけでなく厚生年金も完備しているし独身寮もあるようです。社内持ち株制度もあるようですが流動性の低い株ですので、これに関してはあまりメリットはないのではないかという気もしますけれど。

東北が地盤の会社ですから地域的に物価水準も低く他の業種でも賃金は低めになっているという特殊事情もあるのではないでしょうか。

小規模の警備会社では最低賃金さえ満たしていない会社も少なくありませんし有給休暇も与えられていないケースが大半ですからねぇ。

それなりの覚悟を持たなければならない業界ではあります。




posted by 孤高 | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

警備員ロボットが凄すぎる!

近年、様々な分野でロボットの開発が進行中で嘗てSFの中に登場していたロボットが今ではリアル世界の中で次々に登場しつつある。音声技術も含めた様々なテクノロジーの進化と相まって今後は更にハイスピードでロボットの進化が遂げられる事は間違いありません。

実は既にアメリカでは警備ロボットが登場し一部で運用されています。

しかも警備員の給料よりも安い時給で貸し出されているそうです。

今後、性能が飛躍的にアップしていく事は間違いないでしょうし、需要が増えて生産量も増えるという事になれば更にコストダウン化が進むのは明白ですから、警備員を雇うよりも警備ロボットを導入した方がコストが大幅に安くなる時代が来るでしょうね。

ロボットは所詮ロボットさ(笑

等と、侮る(あなどる)なかれ!

人間では到底成し得ない能力を備えているのです。しかも、技術は日進月歩ですから、いずれはトータル的な評価で人間の警備員を超えるのはそんなに先の話ではないかもしれません。




【以下はweb R25の記事より転載】

○米国で稼働開始! 犯罪者も判別できるロボット警備員
K5[Knightscope]

高さ約152cm、重量約135kgという、周囲を圧倒する存在感を放つ自律型警備ロボット。時速約8kmの速さで、人や車などの障害物を避けながら、決められた範囲内を1日中動き回る。1分間に300台のナンバープレートをチェックして盗難車を割り出すほか、通行人の顔を認識し、ブラックリストに載った犯罪者の顔データと照合し、通報することも可能だとか。現在、米シリコンバレーを中心に一般的な警備員の給料よりも低い時給で貸し出し中。





posted by 孤高 | ■ 警備会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする