2015年07月25日

禁酒ビーチで飲酒 注意した警備員に暴行で逮捕

鎌倉市の海水浴場で警備を委託されている警備員から飲酒を注意された事に腹を立て暴行を加えたとして、鎌倉署は24日、暴行の疑いで、自称東京都杉並区、会社員の男(39)を現行犯逮捕しました。

近年は市の条例案などで禁酒エリアが設けられているケースがありますが罰則を伴わない為に警備員としては対応に苦慮するというのが実情ではないでしょうか。

飲酒禁止だが罰則は無いというスタイルを続ける限り、今後もこういう事件が起こるのは当然です。条例を制定する際は簡単に予測出来るこのような事案にどう対処するのかを吟味すべき。こうすれば、こうなるという誰でも予測可能な事でさえアバウトで済まそうとする行政の在り方に驚きを禁じ得ません。

成り行き次第では殺人事件にも発展しかねないという事が分からないのですかねぇ。非常に片手落ちな条例だと断じざるを得ない。

私が勤務する施設でも飲酒は禁じられていて、私達警備員が注意をしなければならない事になっています。飲酒注意をした事で今までに何度か危険な状況になった事があります。今では注意する際のコツが掴めていますのでトラブルに発展する事はありませんが(1カ月ほど前に数年ぶりのトラブルはあった。)いつも暴行を受ける可能性を想定して対応に当たっています。

私が勤務している曜日以外では、こういう飲酒事例は無いようですが・・・

まあ、気弱な警備員ばかりですから、何事も無い事は非常に良い事ではありますけどね。

(以下は神奈川新聞より転載)

鎌倉市の海水浴場で今夏から禁止されている飲酒を注意されたことに腹を立てて暴行を加えたとして、鎌倉署は24日、暴行の疑いで、自称東京都杉並区、会社員の男(39)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前11時ごろ、鎌倉市由比ガ浜4丁目の由比ガ浜海水浴場で、市から業務委託を受けて見回りをしていた男性警備員(18)の胸ぐらをつかんだ、としている。調べに対し、容疑を否認しているという。

 同署によると、目沢容疑者が当時、缶チューハイを飲んでいるのを警備員が発見し注意したという。

 改正された市海水浴場マナー向上条例は、砂浜での飲酒などを禁止している。罰則はなく、市条例への注意喚起に逆上するなどして逮捕に至ったケースは今夏初。





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2015年07月15日

埼玉県警備業協会に敬礼!

埼玉県の警備業協会が昨年3月に行方不明になって未だ消息が掴めていない中3女子の情報提供を呼びかけるボランティア活動に取り組む事になったそうです。

「地域への貢献」「社会への貢献」

こういうスローガンを掲げる事が多い警備業界ですが、警備業協会が今回のような形で実践したという話は記憶にありません。単に私が知らないだけかもしれませんけど。

埼玉県警備業協会に敬意を表します。

(以下は産経新聞より転載)

昨年3月に行方不明になった朝霞市三原の市立朝霞第三中3年、斎藤杏花(あんな)さん(14)についての情報提供呼びかけで、県警備業協会が県警と連携し、今後ボランティアでチラシ配布や情報収集に取り組むことが9日、分かった。同協会事務局は「杏花さんがご両親の元に帰るまで、風化させないための活動に協力していきたい」と話している。

                   ◇ 

 県警と同協会によると、19日午後4時からの「上尾夏祭り」会場と、8月1日午後4時からの「朝霞市民まつり彩夏祭」会場で県警が行う杏花さんの情報提供を呼びかけるチラシ配布に、同協会に所属する警備員がボランティアで参加する。同協会はこれまでも振り込め詐欺対策などで県警と連携しており、チラシ配布は協会側から県警に協力を申し出たという。

 同協会には県内で警備業を営む273社が所属しており、「1万人以上にのぼる会員企業の警備員に協力への意識を高めていく」と事務局。県警も「今回のチラシ配布を第一歩に、新しい連携方法を模索していきたい」としている。

 杏花さんの両親も情報収集を続けており、8日は東武東上線朝霞台駅前で父、紀明さん(46)と母、真希子さん(42)がチラシを配布した。紀明さんは「今はどんな小さなことでもいいので情報がほしい。警備のプロの方々なら、一般の人では気付かない不審な戸締まりの家や人の動きなど、直接的ではなくても杏花につながる情報をつかんでくれるかもしれない」と協会の協力に期待を寄せた。





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2015年06月06日

男女別・年代別の未婚率の高さに驚き

全ての年代において未婚率が上昇の一途を辿っていて、総務省のデータを調べてみると驚くような実態が垣間見えます。

以下は、男女別・年代別の未婚率です。

        (男性)    (女性)
20〜24歳  93.4    88.7
25〜29歳  71.4    59.0
30〜34歳  47.1    32.0
35〜39歳  30.0    18.4
40〜44歳  22.0    12.1

この未婚率のデータは2005年度実績のものですから現在はもっと数値が高くなっているのは間違いないでしょう。40歳過ぎともなると男女共に結婚がより困難になる年代ですが男女共に想像を上回る高さになっています。

このデータを見ると少子化が進んでいる事が納得できます。

警備業界はどうなっているのだろう?
調べてみましたがデータは見つかりませんでした。

ただ、印象としては全体よりもよりもかなり高い数値ではないだろうかという気がします。私の会社では全員が独身で、結婚の経験がある人は20%程度で80%が未婚という状態です。

警備員の多く(大手警備会社勤務や現役リタイア後の警備員を除く)は収入も低く生活が不安定ですから非常に厳しい立場と言わざるを得ません。特に子供が出来ると経済的に生活が成り立つとは思えず、仮に副業をしたとしてもある程度まとまった収入を得る事が出来ない限り家族の生活費をまかなう事は困難という事になります。

夫婦で共働きをするといっても出産後の数年間は奥さんが働く事は困難ですしね。その間、どうやって生活を成り立たせるのかという問題に直面する。

独身の間に少しでも多く貯金しておく事が大切ではないでしょうかね。





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2015年05月16日

電気ドロボーを発見!

施設内に清掃の際に使用する電源があるのですが、ここでスマホに充電をしている人物を発見し厳重注意をするという事案が発生しました。

今回で3件目になります。

今回の盗電犯は非常に悪質で、地面に大きなバッグを置いて充電している事を周囲に悟られないように(当然、監視モニターを拡大しても見えない。)したり近くにある施設の案内看板で行先を探しているような素振りをするなどの偽装工作をしていましたので質が悪いし確信犯でもあります。

私が現地に急行すると彼はパニック状態になった。

逮捕も可能だが、もう二度とこのような行為はしないとの謝罪もあったので厳重注意で済ませた次第です。

盗電については数年前に駅の構内だったでしょうか、同様に清掃用の電源から充電していた男性が検挙される事案がありました。この時に盗んだ電気代が1円だった事から大きな反響がありました。

「たった1円の窃盗で逮捕というのはどうなんだろう?」
「窃盗は窃盗だ。金額の多少ではない。」

判断に苦しむところではありますが、たとえ1円の窃盗という軽微なものであったとしても遵法精神をないがしろにするという精神は大いに問題がある事は明白です。いずれ、本人の心の中で許されるキャパが広がりより大きな犯罪に手を染める可能性もありますから。

「たかが、スマホの充電をしただけではないか。」

そういう考えで盗電をするという事は遵法精神が欠落しているという事。人として大いに問題があるのではないだろうか。






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2015年05月06日

未来工業から学ぶべき事

以前、上場企業やアイデアに富んだ非公開企業に関する分析を行いレポートを提供する仕事をしていた時期があります。正確に言えば付帯業務の一環としてやっていたという事になりますけど。

その中で最も記憶に残っているのが『未来工業』

1965年創業の建築用電気資材メーカー。従業員約800人はすべて正社員で売上高約250億円と売り上げは上場企業としてはさほど大きくないが、創業以来、一度も赤字が無いという超優良企業です。

しかも、日本一休みが多い会社でもあります。

年間休日が約140日、この他に有給休暇が最大40日、年末年始は19連休、ゴールデンウィークとお盆は10日間連続で休み。一日の労働時間は7時間15分で残業もノルマもない。

これで創業以来赤字無しなのですから驚くしかない。
いや、あり得ないというのが率直な感想です。

タイムカードも無ければ制服も無い。コピー機は1台だけ。多くの経営者が大好きな「ホーレンソウ」は禁止というのですからある意味で常軌を逸している。社員に対する厚遇はトップクラスですし定年は70歳。

以前にテレビのドキュメンタリー番組に登場された際は確か社長がステテコを着ておられたと記憶しています。自宅じゃなくて会社で。この感覚というか神経には仰天しました。普段はどうであれ、普通はテレビ取材がある時ならそれなりの格好をするものですが、ステテコとは・・・

昨年か今年にお亡くなりになりましたが、社員をこの上なく愛し家族同然の存在として位置付けられた神のような存在ですから社員から慕われない筈がない。

社長の掲げたスローガンは

「常に考える。」

考え方の源泉は

「会社は社員を幸せにする場や。」

こういう経営者はこの世に2人と居ないと思います。いえ、居る筈がない。

警備業界の社長はたくさん観てきましたが、警備員1人を派遣して儲けが幾らという算段が頭の大半を占めていて、給料は最低賃金を払えば義務を果たしたと考えている人が非常に多い。

警備業界に真の意味で名経営者であったり名物経営者という評判の人は未だ聞いた事がない。会社を設立すれば社長にはなれるけど経営者になれるわけではない。『親になる。』と『親となる。』の意味が全く異なるように。

一方の警備員はどうなのか?

志も誇りも無く、単に時間を売っているだけという人が大半ではなかろうか。

警備会社の社長も警備員も警備業界という狭い世界だけを観て物事を計る基準にしている気がする。それぞれがどうありたいのかは他の業界も含めた広い視野で観て考えないと、くだらない凝り固まった悪弊悪習の中で腐っていくのが関の山ではないだろうか。

見識を広める事は人生の可能性を広げる事でもある。

警備会社・警備員は未来工業という会社の在り方から学ぶべき部分がたくさんあると思うのですけどね。





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