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2017年05月18日

あらゆるところに考えるヒントがある

前記事でイオンとの近所のスーパーの総菜と刺身に関する他愛もない話をしました。総菜の味の良し悪しや刺身の鮮度の差が非常に大きいと書きましたが、これはスーパーだけの話ではなく警備会社・警備員にも相通じる部分があります。

イオン ⇒ ・総菜が美味しい。刺身の鮮度が良い。
近所のスーパー ⇒ ・総菜があまり美味しくない。刺身の鮮度があまり良くない。
(注)あくまでも私的な感想です。

この差はどこから生じているのでしょうか?

まず、総菜ですが、近所のスーパーはフライや天ぷら等の揚げ物をパック詰めして販売していますが、イオンはカゴに盛ってばら売りしています。

揚げ物は調理後にパック詰めをすると蒸気で蒸れて食感がとても悪くなります。ベチャッとした感じになってしまう。パックに詰めるか、カゴ盛りにするかで食感と味が時間の経過と共に大きな差となって表れる。

また、揚げ物以外の総菜はイオンの方が比較にならないほど手の込んだレシピになっている。各家庭で調理するにはかなり面倒で、外食感覚のレシピになっている。

次に刺身ですが、ほぼ同じ時間帯に売り場に出されたと思うのですが鮮度が天と地ほど異なる。この差がどこから生じているのかは憶測の域を出ませんが、たぶん、仕入れ・流通・商品管理段階で鮮度の差が生じていると考えられます。

結論を言うと、「食品販売における思想」「「仕入れから販売までのシステム」が大きく異なるという事ではないかと思います。

これらの要素を警備会社・警備員に置き換えるとどうだろう?

「警備員を育て、派遣する上での思想」「警備員の採用・育成から派遣・派遣後までのシステム」となる。

全く同様ではないか?

ただ、大きな違いもある。それは、警備会社間では大きな差異が生じていないという事だ。ほぼ同じ比率で上手な警備員もいれば下手な警備員もいる。

なぜ同様の比率になってしまうのかという問いに答えるのは実に簡単だ。教育レベルがほぼ同じ故に、採用された人が当初から持っている個々人の思想や能力が上手下手を決めるからだ。

以前にも書きましたが、多くの警備会社にはシステムらしいシステムが存在していない。逆説的に言えば、確固たるシステムが構築されれば他社とのレベルで格段の差が生じるという事だ。

他愛のないスーパーの話の中にも考えるヒントがある。常にアンテナを張っていれば、あらゆるところにに考えるヒントがあるという事なのだ。
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2017年05月10日

企業施設の警備外注化が進む

人手不足が原因で工場やオフィスビルなどの警備を外注する企業が増えているらしい。警備業界にとっては追い風ではあるけど小規模の警備会社では自社自身も人手不足になりがちでしょうから大手警備会社ほどの恩恵は無いのではないかと思います。

因みに警備業界最大手の一角である綜合警備保障の2017年3月期は、売上高が前年より8・3%増の4133億円と好調。「常駐警備業務」の売上高は前年より9%増えて1023億円となり全体の約4分の1を占めた格好だ。

今後、企業の警備外注化は更に増えてくるのではないでしょうかね。
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2017年05月06日

交通誘導警備員の資質向上の為に欠かせない事 (序章)

以前にも交通誘導警備員の資質の向上を行うのは実に簡単だという主旨の記事を書いた事があります。各警備会社の社長や指導教育責任者などが交流する場で必ず出てくる話題が「警備員の資質の向上」に関する事です。

しかし、その内容は前向きなものではなく限りなく愚痴に近い。彼らの目から見て呆れ果てた自社警備員の実例紹介コーナーのような内容で、「あー それ、あるある!」「ウチにも同じような警備員がいるよ!」みたいな。

結局、愚痴を語り合って溜飲を下げる結果で終わる事が多い。気持ちは分かるが、自社警備員の資質が向上しないのは、他ならぬ社長や指導教育責任者に起因しているのだ。

警備業界の幹部達は残念ながら頭が固い人が多し、警備員も同様だ。言い方を変えると柔軟性に欠けているという事。

その一因を作っているのが警備業法と言っても過言ではない。

警備会社の社長の頭の中の大半を占めているのは受注単価とポスト数(警備員の稼動数)であり、警備員教育は対警察用としての意識が中心で、より良い質の提供や社会的存在意義に照らし合わせて理想の警備員像を描くという視点は皆無だ。

要するに「儲ける事」と「教育懈怠などで警察から摘発を受けない事」に終始しており、警備員はどうあるべきなのかという尊厳のようなものは存在していないケースが大半のように感じる。

指導教育責任者は社内での独立性を謳われながらも現実的にはそういう立場にはない。社長に具申するとわが身が不利益を蒙るのだから、これは致し方ない部分がある。本格的に資質の向上を目指せばそれなりにコストが掛かるので、コストを掛けてでも資質の向上を目指したいと考える社長でない限り具申は立場を危うくする。

警備員教育は内容よりも警備業法で定められた教育時間を満たす事に重きが置かれ、いや、それが全てと言ってもいいかもしれない。

そういうスタンスでありながら警備員の資質の向上を目指すと語る事は実に整合性がないと言わざるを得ない。

これらの現実が警備員の資質の向上を阻害している原因ではないだろうか?

教育コストは多いに越した事はないが、僅かなコストアップで大きな成果を生み出す事も可能だ。なぜなら、その僅かなコストアップさえ厭う会社が大半だし、その手段を理解している会社が大半だから、ちょっとした工夫で他社との比較という面で大きくアドバンテージを取る事が可能なのだ。

次回はその具体的方策について検証したい。もっとも、そう大仰な内容ではなく、極めて当たり前でシンプルな方法なので肩透かしを食ったと思われるかもしれないが・・・

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2017年05月03日

昼型の生活に戻すのに苦労している

8年近くも夜型の生活をしていたからでしょうね、昼型の生活に戻そうとしていますが簡単には切り替える事ができません。

今までは午後9時から朝の9時まで仕事をして、寝るのが午後1時前後で起きるのが午後7時頃でしたから昼夜逆転の生活でした。この長い生活スタイルを逆転させるわけですから簡単にはいかない。

今朝4時に眠ろうとしたけど結局眠れずに今も起きています。そして昼になると眠くなって横になってしまうんだけど、そのまま眠り込んで夕方に目が覚めるみたいな・・・。

今日はこのまま頑張って夜まで起きていようかな。いずれにしても生活スタイルを逆転させるには少なくともあと1週間は掛かりそうだ。最初の数日はすんなりといけそうな感じだったんですけどね。

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2017年05月01日

施設警備員は決して暇ではない

一般の人から見ると、施設警備員は立哨したり巡回したり人の出入りを管理したりするぐらいで、暇な仕事という印象が強いかもしれないけど、実はとてもハードな仕事なんです。

雑用が多いし、なによりも、リスクを未然に防ぐ為に目に見えない部分の仕事が山ほどある。

例えば、私が勤務していた現場の話だけど、施設内にあるマンションには幼稚園児が住んでいて、施設内の歩道でお友達と待ち合わせて通園するのです。

そして、いつも友達は遅れてやってくる。その間は彼女1人だけになるのです。

どういうリスクがあるかというと既にご理解いただいていると思いますが、車に連れ込まれて拉致されるリスクがある。彼女のすぐ横を車が走っているわけだから数秒で車に引きずり込まれる可能性がある。

毎朝、彼女がエレベータに乗るところから監視カメラで追いかけて、歩道で1人になっている間は全神経を注いで監視活動を行うわけです。彼女の近くで徐行や停止するという不審な車があれば即効で現地に急行する。

防災センターから走れば10秒と掛からないので、いつでも飛び出す準備をしていた。実は何度か駆けつけた事もある。幸い、私の思い過ごしだったんだけどね。

こういう事は警備報告書には書かないし、周囲の誰もがそういう意図で警備員が走っているとは思わないわけで。こういう動きをした事は我社の人間もクライアントも知らない。結果的に何事もなかったのだから警備報告書に記載する事も自分の口からこういう行動をしたとは言わないわけだ。

他にも警備報告書に書かない動きは幾つもあった。特に駐車場などへは頻繁に緊急出動したけど、これも報告せずに済んだ。

こういう潜在リスクに対応していると勤務中の緊張感は半端ではない。そういう動きを知らない人達は「警備員は楽な仕事だ。暇な仕事だ。」と思うだろうが私は心身共にとてもハードな仕事だと思っている。

以前、新聞配達のおじさんから「暇で仕方ないでしょうからスポーツ新聞でも読んでください。余ったので差し上げます。」と言われた事があるという記事を書きました。

苦笑いするしかない。

私は、人の評価などは全く関係ないという考え方なので腹も立たないが、やはり、そういう認識を持たれているんだなと改めて思い知った。

施設警備員は常に緊張状態の中で仕事をしているし、とても忙しいのだ。まあ、理解してもらう必要はないんだけどね。全ては自分の中で完結すればいいのだから。

警備日報には、「事案発生無し。」「特に異常なし。」
でも、「あぁ、今日は良い仕事が出来た。満足な1日だった。」

それでイイのだ。

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