2017年02月03日

起こるべくして起こった、千葉都市モノレール客閉じ込め事案

報道によると、深夜の千葉都市モノレール作草部駅で「警備員の勘違い?(私はそう思っていないけど)」と「運輸指令との情報共有が無かった」事が原因で、終電で降りた客が無人の駅に閉じ込められるという事案が発生しました。

「えーっ! こんな事が起こり得るの?」
「信じられない出来事!」

もし、そう思われた方がいるとしたら、それは警備の現状をご存じない故だと思う。

施設警備員として働いている私からすると、驚き度はゼロです。
「そうか、遂にやっちゃったか。」という感覚しかない。

施設警備員としていつも不思議に思っているのは、以下の事。

様々な施設で、何故こんなに事件や事故そしてトラブルが少ないのだろう?って事。車の運転に例えると、毎日、信号無視とわき見運転を何回も繰り返しているのに何故か事故に至らないという感じかなぁ。

リスクをシミュレーションして対策を講じているような警備会社や警備員は、希少というよりも寧ろ負のイメージという観点から異質な存在であったり警備オタクで変人という称号さえ与えられかねない現状ではなかろうか?

故に今回のような事案が発生しても驚きゼロで、何の感慨も無いのです。



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プロの仕事人は喜びと感動を与える

仕事を終えて帰宅したら、まずパソコンを立ち上げてネットに接続するのが日課で、今日もいつものようにネット接続しようとしたら繋がらない。

画面上で復旧作業を行ってもダメ、ルーターの電源を抜いたけどダメ・・・。

今日はパソコンでどうしてもやりたい作業があったのでNTTカスタマーセンターに電話をしたけどなかなかつながらない。

段々とイライラが募ってきて1人で荒れまくっていました。w

で、やっとカスタマーセンターに繋がったわけだけど、ルーターとパソコンのケーブルを差し込み場所を変えて抜いたり差し込んだりという作業を指示され、「こんな事やって繋がるわけないだろう!」みたいな思いを持ちつつイラつきもピークに達しつつあった。

「じゃあ、もう一度インターネットの接続を試みてみましょうか。」との指示。
「こんなんで繋がるわけないじゃん!」と思いながら接続を試みると・・・

「あああざーーーーっ 繋がった!!」

思わず叫んでしまった。もうね、あまりにも嬉しくて泣きそうだった。w

私にはその担当者の人が神に思えた。何度お礼を言っても言い足りないって感じ。

やはりプロはスゴイなぁ。
ほんとに。

感激しちゃったよ。



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2017年01月30日

佐賀で交通誘導中の警備員がひき逃げされ重傷

先週の木曜日に佐賀県で交通誘導をしていた男性を車で撥ね、重症を負わせてひき逃げするという事故が発生しています。歩道で誘導していたところ、縁石を乗り上げてきた車に撥ねられたという事です。

事故の発生時間は午後1時55分ごろ。歩行者誘導中に歩道に車が突っ込んできたら避ける事は不可能です。まさか、縁石を乗り上げて突っ込んでくるとは。

居眠り運転かなぁ。

被害に遭われた警備員さんが早く回復される事をお祈り致します。



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2017年01月21日

他人事ではない R&Bホテル博多駅前(福岡)の従業員監禁事件

福岡市のR&Bホテル博多駅前で宿泊客の男が女性従業員を部屋に監禁する事件が発生し、女性は顔が殴られて鼻の骨を折る怪我を負い、男は飛び降りて死亡するという結末に至った。

男は女性従業員を道連れに飛び降りようとしたとの報道もある。ほんと、最悪の事態に至らず無事で良かったが、想像を絶する恐怖だったのは間違いなく、PTSDにならなければよいのですが。専門医による精神面でのケアは既に行われているものと思われます。一刻も早い立ち直りをお祈り致します。

R&Bホテルは全国に19施設を展開しているホテルでグループ系列も入れると40か所ぐらいのようです。今回の事件現場となったホテルはビジネスホテルタイプのようです。

私が勤務している複合施設内にもほぼ同じ規模のホテルがあります。当然の事ですが、今回のような事件は想定していますから対策は万全を期しています。

過去には大事には至ってはいないものの際どい場面もあり、ホテルのスタッフを救出するという出来事もありました。先にスタッフを逃して相手を待ち受けたけど、追いかけては来ずホッとしたというのが本音。

とにかく、最悪でも我が身を楯にしてスタッフを逃がす時間だけは稼ぐように心掛けている。

ビジネスホテルでは大半が単身の宿泊客で、中には気になるタイプの人物もいる。防犯カメラでフロントでのトラブルを察知したら電話で状況確認をするのですが、その際は「隠語」を使ってのやり取りになる。

トラブル発生が確認されるとホテルに出動し推移を見守るわけ3だが、多くの場合でトラブルの矛先が警備員である私に向かってくる事になる。物を投げつけられたり暴言を吐かれたりするのですが、無表情で相手を見ていると次第におとなしくなってくる。

愛想笑いをしたり睨みつけるような態度を取ると相手の怒りが増幅する可能性があるので、感情を出さずに無表情・無口で、ただ相手に視線を向けているわけですが、相手からすると気味が悪い警備員という印象が強いのでしょう。相手と対峙している間は常に臨戦態勢は取っているし。最初は私を睨みつけたりするのだけど次第に目を逸らし捨て台詞を履いて立ち去るというパターンが大半だ。

今までに何度もそういう場面に直面していて、ほんと、施設警備員というものは危険な仕事だなといつも思う。どんなに大きなトラブルであっても平静を装わなければならいが、ういう事案が収束した後、「ふーっ 今回も何とか無事に防災センターに戻れた。」というのが本音なんですよね。



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2017年01月19日

警備員視点からは犯行の成功確率はゼロ%      「セガ東京ドームシティ窃盗事件」

セガ東京ドームシティで元従業員の男が、無人の店内から1500万円を盗んだ事件ですが、警備員に店の従業員だと偽って鍵を受け取り侵入した事が判明。金庫の鍵の保管場所や暗証番号などを把握していたらしい。

警備業界では、このような人の出入をチェックする業務の事を「出入管理業務」と呼んでいて、非常に慎重にそして厳密に行うのが通常です。施設警備の業務の中では初歩的な業務内容(奥は深いが・・・)で、マニュアル通りにやれば、よほどの事が無い限りセキュリティ上での大きなミスは発生しない。

「よほどの事」というのは、会場依頼してきた本人が、昨日までその店舗で働いていて、且つ、真贋の見分けがつかないような身分証を提示、そして店舗の緊急連先(通常、3ヶ所はある。)の誰とも連絡がつかない。更に更にだ、その本人が時間外に鍵の貸し出しを求めた理由が緊急を要する場合、更に更に更に、警備員が他の緊急度が高い案件を速やかに対応しなければならない状況。

これを「よほどの事」という。
まあ、なかなか起こらないシチュエーション。

仮にそういう状況が奇跡的に起こったとしても、今回のような結果を招く事はあり得ない。もう一段上のセキュリティガード態勢が存在するからだ。

事件の詳細は不明ですが、警備員視点からこの窃盗事件を見ると、その成立は100%不可能という事になる。奇跡が3〜4回連続で起きれば、成立の可能性は1%は出てくるかもしれないが。。。

そうは言っても、昨年に同様の事件が2件も発生している。
実は昨年に限った事でもないわけだが・・・

しかも、いずれの場所(機会?ボカシで勘弁してほしい)でも、これらが議論の俎上に上る事さえもない。というか、そういう事件が起きた事をほとんどの警備関係者が知らない。

本来、現任教育ではこういう事件を題材にし、ディスカッション方式で活発な議論を行うべきなのだが・・・



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